「一人暮らしで収納スペースが少ないなら収納付きソファがいいって聞いたけど、実際どうなの?」と気になっていませんか。
一人暮らしの部屋では、たとえ備え付けのクローゼットがあったとしても、衣類や毛布などをすべて収納しきれません。
さらに、そもそも収納を置くスペース自体が少ないですから、物が多くならないように欲しい物を我慢している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、一人暮らしにおすすめしたい収納付きソファの魅力や選び方、おすすめのソファ7選を紹介します。
収納付きソファを取り入れれば、スッキリと整頓されて広々とした空間が実現できます。
ぜひ最後まで読み進めて、あなたにあった収納付きソファを選んでくださいね。
一人暮らしにおすすめ!収納付きソファの魅力
一人暮らしにおすすめしたい収納付きソファの魅力は以下の2つです。
- デッドスペースの有効活用
- 家具を増やさなくてよい
デッドスペースの有効活用
スペースが限られたワンルームや1Kタイプの一人暮らしでは、収納付きソファをとり入れてデッドスペースを有効活用することが大切です。
収納付きソファは、ソファ自体の下部や内部に収納スペースを備えているため、普段は無駄になりがちなデッドスペースを活かせます。
デッドスペースを活用すれば、以下のような普段使わない物を目立たない場所に片付けられ、部屋全体をすっきりとした状態に保てますよ。
- 季節外れの衣類
- 毛布やクッション
- 書籍
- 家電の付属品
また、収納場所が増えることで、見える部分に物が散らかることを防ぎ、より快適な空間を実現してくれます。
家具を増やさなくてよい
収納付きソファは、ソファ機能と収納スペースを兼ね備えているため、複数の家具を揃える必要がありません。
部屋全体のスペースを保ってインテリアをシンプルにまとめられます。
とくにワンルームや1Kといった狭めの部屋に住む方にとって、タンスやラックなどを増やさずに収納力を確保できるのは大きなメリットでしょう。
収納系の家具は必然的に大きくなりがちです。
収納付きソファを使うことで、部屋の空間が広く感じられるので、ゆったりと過ごせるスペース作りにもつながりますよ。
さらに、収納付きソファを使えば、家具の費用も抑えられます。
収納したい物が増えたからといって、毎回収納家具を購入すると出費がかさんでしまいますよね。
収納付きソファの容量は比較的大きいので、収納付きソファが1つあれば、新たに収納を購入する必要がなくなるのです。
使ってみて感じた収納付きソファのデメリット
対して良い点ばかりでなく、収納付きソファには、以下のようなデメリットもあります。
- 通気性がよくない
- クッション性が低下する
通気性がよくない
収納付きソファのデメリット1つ目は、通気性の悪さです。
収納スペースがソファの内部に設けられていることで、空気が循環しにくくなり、湿気がこもりやすい構造になっています。
この構造が理由で、収納した物がカビや臭いの原因になることがあります。
とくに湿気の多い地域や梅雨の時期には、収納物を取り出して換気を行ったり、防湿剤を活用したりしなければなりません。
また、収納の構造によっては、収納スペースに髪やホコリといったゴミが入ってしまうことがあります。
とくに季節物や日常的に使わない物を収納する場合、定期的に掃除する必要があるため、ズボラさんにとっては面倒に感じてしまうでしょう。
クッション性が低下する
収納付きソファのデメリット2つ目は、クッション性の低下です。
収納付きソファは、通常のソファと構造が異なり、内部に収納スペースがあります。
収納スペースを確保するためにクッション部分が薄くなり、座り心地を左右するクッション性が低下する場合があるのです。
収納部分の影響で座面が硬く感じることもあり、長時間使用すると違和感を覚える可能性もあります。
快適さを重視したい方は、クッション素材にこだわった商品や、収納スペースがクッション性に影響を与えない設計のソファを選びましょう。
また、追加のクッションやカバーを活用して、座り心地を改善する方法もありますよ。
買ってから後悔しないための収納付きソファの選び方
使いごこちやスペースの問題など、買ってから後悔しないために、収納付きソファの選び方を知っておきましょう。
選ぶときは、以下2点を意識してみてください。
- ソファのタイプ:用途や使いごこち
- 収納のタイプ:収納する物やスペース
ソファのタイプ:用途や使いごこち
収納付きソファを選ぶときには、まずあなたのライフスタイルや用途にあったタイプを見極めましょう。
「頻繁にソファでくつろぎたい」という方は、リクライニング機能のあるものや、クッション性の高いソファが適しています。
一方、「ソファをベッドとしても利用したい」という方は、ソファベッド型が便利です。
また、部屋のレイアウトや使用する場所に応じて、片側だけに収納スペースがあるものや、左右どちらにも対応できるものを選ぶと使い勝手が向上します。
以下にソファのタイプとおすすめの人を一覧にしますので、どのタイプのソファにするか選んでみてください。
ソファの種類 | 概要 | おすすめの人 |
---|---|---|
シンプル(I型) | 一般的なタイプ | 部屋のスペースが狭い シンプルな部屋にしたい |
ソファベッド | ベッドにも変身するタイプ | ベッドを置くスペースがない 来客が多くある |
カウチソファ | L字で広くゆったりできるタイプ | 脚を伸ばしてくつろぎたい より広い収納スペースが欲しい |
収納のタイプ:収納する物やスペース
収納付きソファは、ソファ自体のタイプだけでなく、収納のタイプもさまざまです。
収納のタイプによって、収納する物(できる物)が変わりますし、部屋のスペースや動線を考える必要も出てきます。
ですから「何を収納したいのか」「部屋でストレスなく使えるタイプか」を考えて選ぶのがよいでしょう。
以下に、4つの収納タイプとそれぞれの特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
収納の種類 | おすすめの人 | デメリット |
---|---|---|
跳ね上げ | 【収納スペースを広く確保】 寝具やタオルを収納したい 冬物の服を収納したい 高さのある物を収納したい | 座っている時に開閉できない 座面が重く持ち上げが面倒 |
引き出し | 【サッと取り出せる利便性を重視】 雑誌や小物を収納したい 散らかりがちな物を一旦入れておきたい | 湿気で引き出しにくくなる可能性あり ソファ前に引き出すスペースが必要 ゴミが溜まる可能性あり |
スツール | 【収納スペースと利便性を重視】 雑誌や小物を収納したい やや高さのある物も収納したい テーブルや脚を伸ばすためにも使いたい | スツールを置く場所の確保が必要 座面下の収納より容量が小さい可能性 |
ソファサイド棚 | 【見せる収納の役割】 雑誌や小物を収納したい インテリア性も重視したい フタや扉がないタイプがいい | 収納容量が限られている 収納できるものが限られている 雑に収納すると散らかった印象に |
収納付きソファの活用法
収納付きソファはどのような活用ができるのでしょうか。主要な活用法は以下の3つです。
- 使用頻度の低い物をしまっておく
- 小物を収納して散らかりを防ぐ
- ミニマリストな雰囲気作り
使用頻度の低い物をしまっておく
収納付きソファは、使用頻度の低い物を効率的に片付けるのに最適な家具です。
たとえば、季節外れの衣類や旅行用のバッグ、予備の寝具などが挙げられます。
一人暮らしの部屋はスペースが限られており、備え付けで収納があったとしても容量が十分でない場合があります。
筆者も以前、収納が十分でない部屋で一人暮らしをしていました。
そのときは、備え付けの収納は冬物の上着だけでいっぱいになり、毛布やこたつ布団などをしまっておく場所がありませんでした。
結果として、収納の下部に詰め込んだり、布団ケースに入れて収納の外に置いたりしたのです。雑多な印象になりますし、ゴミが溜まってしまうのがストレスでした。
収納付きソファを使えば、こういった“大きめの物”もしまっておけますし、床に直置きする必要もありません。
普段は物が見えない状態を保てて、部屋全体が整然とした印象になりますよ。
小物を収納して散らかりを防ぐ
リモコンや雑誌、充電ケーブルなど、小物が散らかりやすい一人暮らしの部屋でも、収納付きソファが活躍します。
小物をソファ内にまとめて収納することで、整理整頓が保たれるだけでなく、必要な時にすぐ取り出せる利便性も確保できます。
以前筆者は、ソファの上やテーブルにこれらの小物を置いていました。
ソファやテーブルに物が置いてあると、それだけで散らかった印象になりますし、片付けの面倒くささも引き起こされます。
収納付きソファを使うことで、まず「とりあえずここにしまっておこう」という気持ちになり、部屋全体の散らかりが軽減されました。
スッキリと整理された空間は、日々の暮らしを快適にしてくれるだけでなく、心の余裕を生む効果も期待できますよ。
ミニマリストな雰囲気作り
収納付きソファを活用することで、ミニマリストな生活スタイルを実現できます。
部屋の中に余分な収納家具を置かず、必要最低限の物だけを整理整頓すると、シンプルで洗練された空間を作り出せるのです。
実際に、筆者が収納付きソファをとり入れたときには、ソファ下に収納をまとめられたので、すでに置いていた収納家具をいくつか捨てました。
収納家具を置いていた場所にスペースが生まれ、スッキリと無駄のない部屋作りができましたよ。
さらに、このタイミングで断捨離も行ったのですが、本当に必要なものだけを残す結果となり、より部屋がスッキリとして嬉しく感じたのを覚えています。
洗練されたミニマリストな雰囲気は、心地よさや集中力の向上にもつながり、生活の質を高める効果も期待できます。
さらに、収納付きソファによって部屋のスペースが広がり、より自由度の高いレイアウトを楽しむことも可能になりますよ。
一人暮らしにおすすめの収納付きソファ7選
一人暮らしにおすすめの収納付きソファを7つ厳選して紹介します。
さまざまなタイプを紹介しますので、あなたの用途や部屋のスペースを考えながら選んでみてくださいね。
【家具350】収納付き2人掛けソファ Riely
家具350(サンゴーマル)の収納付き2人掛けソファRielyは、収納力抜群の収納スペースがついたシンプルなデザインのソファです。
ソファ下の収納スペースは幅108cm×奥行51cm×高さ19cmで、服や雑貨などをまとめて収納できます。
そのため、クローゼットが狭かったり、服が多くて収納スペースが足りず悩んでいる人におすすめですよ。
デザイン面でもファブリック素材の柔らかい雰囲気の色合いが、北欧テイストやナチュラルテイストな部屋とピッタリですね。
サイズ | 幅136cm×奥行80cm×高さ80cm |
カラー | ホワイト・ブラウン |
素材 | 木材・ファブリック・ウレタン |
収納タイプ | 跳ね上げ |
【エア・リゾーム】収納庫付きソファ Clara(クララ)
エア・リゾームの収納庫付きソファ Clara(クララ)は、収納機能がありながらもコンパクトなサイズ感のソファです。
コロンとした丸みと背面のキルティングが特徴的で、ナチュラルや北欧テイストのお部屋にピッタリ。
ブルーやグリーンカラーはアクセントにもなり、涼しげな印象も出せるでしょう。
サイズ | 幅123cm×奥行72cm×高さ40cm |
カラー | ブルー・グリーン・ベージュ |
素材 | 張り地:ポリエステル クッション材:ウレタンフォーム・Sバネ 脚部:天然木 |
収納タイプ | 跳ね上げ |
組み立て | 必要 |
【モダンデコ】収納付き多機能ソファ
モダンデコの収納付き多機能ソファは、1つのソファにさまざまな収納機能がついた優れものです。
座面下には引き出し収納、サイドには小物が収納できる棚、そして大容量なスツールまで付いています。
また、ソファ中央のクッションがドリンクホルダーとして使えるのも魅力です。
機能性だけでなく、デザインにもこだわりがあります。落ち着いた色味で、部屋のテイストやインテリアを邪魔しないシンプルなデザインです。
サイズ | 【ソファ本体】 コンパクト:幅127cm×奥行81cm×高さ74cm レギュラー:幅158cm×奥行81cm×高さ74cm ラージ:幅209cm×奥行81cm×高さ74cm 【スツール】 コンパクト:幅101cm×奥行38cm×高さ38cm レギュラー・ラージ:幅101cm×奥行51cm×高さ38cm |
カラー | ベージュ×ナチュラル・ダークブラウン×ウォールナット・ メランジグレー×ナチュラル・メランジブラウン×ウォールナット・ サンドベージュ・ヘザーグレー・ PUホワイト×ナチュラル・PUブラック×ウォールナット |
素材 | 【ファブリックタイプ】 ファブリック・合板・ウレタンフォーム・不織布 【PUタイプ】 SPVC・合板・ウレタンフォーム・不織布 |
収納タイプ | 座面下:引き出し スツール:跳ね上げ |
組み立て | 必要 |
【モダンデコ】3人掛け収納付きソファ
モダンデコの3人掛け収納付きソファは、大容量の収納スペースが特徴的なソファです。
座面下とスツールが収納になっていて、季節物や衣類などをまとめてしまっておけます。
スツールの容量は約65Lでたっぷり入るので、小物類をまとめておくスペースとして活躍しますよ。
ソファのレイアウトも自由自在で、部屋の間取りや気分によって手軽に変えられます。
サイズ | 【ソファ本体】 幅166cm×奥行83cm×高さ83cm 【スツール】 幅50cm×奥行100cm×高さ40cm |
カラー | ベージュ・グレー |
素材 | ファブリック・天然木・ウレタンフォーム・ ウェービングテープ・Sバネ |
収納タイプ | 座面下:跳ね上げ スツール:フタつき |
組み立て | 必要 |
【MUTUKI】サイドテーブル付き収納ソファ
MUTUKI(ムツキ)のサイドテーブル付き収納ソファは、収納力がありながらサイドテーブルもついていて、くつろぎ空間にピッタリなソファです。
座面下の収納には、すぐに使わないクッションやブランケットをしまっておけます。
サイドテーブル部分にも収納機能があり、書籍や雑誌といった高さのある物を収納できますよ。
座面・背面ともにクッション性が高くフカフカなので、「アニメや映画をゆっくり見たい」という方にとくにおすすめのソファです。
サイズ | 幅180cm×奥行90cm×高さ90cm 幅200cm×奥行90cm×高さ90cm 幅240cm×奥行90cm×高さ90cm |
カラー | ライトブラウン・ベージュ |
素材 | アッシュ材・ステンレス・金属・ウレタン・ シリコンフィル・合皮 |
収納タイプ | 跳ね上げ |
組み立て | 必要 |
【MUTUKI】収納付きソファベッド
MUTUKI(ムツキ)の収納付きソファベッドは、どこか近未来的なデザインが特徴です。
座面下にはキャスターがついており、座面下を引き出すと跳ね上げ式の収納が現れますよ。
ソファのサイドにはポケットが付いているので、雑誌や小物類を手軽にしまっておけます。
カラーバリエーションも鮮やかで豊富なので、北欧や海外風のテイストにとり入れてもよいですし、ナチュラルテイストのアクセントとしても活用できますよ。
サイズ | 幅103cm×奥行90cm×高さ90cm 幅128cm×奥行90cm×高さ90cm 幅158cm×奥行90cm×高さ90cm 幅180cm×奥行90cm×高さ90cm |
カラー | ダークブルー・ピンク・ライトグレー・カーキ・ ライトブルー・ダークグレー・ベージュ・オレンジ |
素材 | 炭素鋼・無垢材・ウレタン・綿麻・多層板 |
収納タイプ | 跳ね上げ |
組み立て | 必要 |
【MUTUKI】引き出し付きソファベッド
ベッドとソファの両方を置きたくても、一人暮らしだと部屋のスペースが限られるので、「狭くなるのではないか」と心配ですよね。
MUTUKI(ムツキ)の引き出し付きソファベッドにすれば、この心配はありません。ベッドを置くスペースさえ確保すれば、ソファとベッドの両方を使える部屋になるのです。
さらにこのソファベッドには、引き出しが3杯付いています。下着やTシャツといった普段使いのものはもちろん、本や雑貨の収納にも困らないでしょう。
サイズ | 幅207cm×奥行き70cm~124cm×高さ70cm |
カラー | ベージュ・グレー |
素材 | 綿麻混紡・オーク・パイン |
収納タイプ | 引き出し |
組み立て | 必要 |
【まとめ】収納付きソファで整頓されたゆったりスペースに!
今回は、一人暮らしにおすすめしたい収納付きソファの魅力や選び方、おすすめのソファ7選を紹介しました。
収納付きソファがあれば、季節物やかさばる物をスッキリと片付けられます。
小物類も収納すれば、テーブルやソファの上に散らばることなく、部屋全体が整頓された空間になりますよ。
「部屋の収納スペースが少なくて困る」「できるだけ1箇所に収納をまとめたい」という方は、ぜひ収納付きソファをとり入れてみてください。
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