【実例付き】長押(なげし)はどうやって使うの?賃貸ならではの活用方法も紹介

ふと部屋の壁を見ていると、横長で木製の板がついていて気になっているという方はいませんか。

これは長押(なげし)と呼ばれ、吊るすインテリアや壁掛け収納として活躍できることからオシャレなインテリアとしても人気です。

ただ、賃貸で長押(なげし)がついていても、どのように使っていいのか分からないし、勝手に画鋲を刺したり、DIYをしたりして良いか不安ですよね。

そこで今回は長押の賃貸ならではの活用方法や注意点を詳しく紹介していきます。

長押を上手に活用すれば、収納力が爆増するだけでなく、あか抜け感あるオシャレ部屋が出来上がるのでぜひ最後までご覧くださいね。

目次

賃貸で長押を使うメリット

まずは、賃貸で長押を使用するメリットを大きく分けて2つ紹介します。

賃貸で長押(なげし)を使うメリット
  • 収納スペースが増える
  • あか抜け感ある部屋が作れる

収納スペースが増える

賃貸で長押を使うメリット1つ目は、シンプルに収納スペースが増えることです。

やっぱり賃貸だと収納スペースに限りがあるので、壁を活用できる長押があると、収納スペースに余裕が出ます。

例えば、クローゼットが狭く、衣類の収納場所に困っている場合は長押にハンガーをかけて簡易的なハンガーラックとして使うことで「見せる収納」としても活躍します。

このように長押を上手に使うことでワンルームでもスッキリとした空間を演出できますよ。

あか抜け感ある部屋が作れる

賃貸で長押を使うメリット2つ目は、あか抜け感ある部屋が作れることです。

長押を活用してフェイクグリーンやポスターなど、部屋のアクセントとなるようなアイテムを取り入れることで、モデルルームのようなこだわった空間にランクアップします。

具体的な活用方法はこの後も紹介しますので、ぜひ理想の部屋に近づくアイテムを取り入れてあか抜け部屋を作りましょう。

賃貸で長押を使うときの注意点

長押のメリットについてお伝えしましたが、実は賃貸に付いている長押を使う時には注意しなければいけない点があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

賃貸で長押(なげし)を使うときの注意点
  • 長押にも種類がある
  • 大きい穴はNG

長押にも種類がある

実は長押にはいくつか種類があり、画鋲程度の大きさであれば刺していいものもあれば、小さい穴でも開けてはいけないものもあります。

見た目だけでは判断が難しいので、契約書に「穴あけOK」の記述があるか確認をしたり、大家さんや管理会社に確認することをおすすめします。

大きい穴はNG

画鋲を刺しても問題ないタイプの長押であっても大きく残ってしまうような穴はNGです。

刺すものによっては壁に貫通してしまったり、抜いても跡が目立ってしまうため、長押であっても基本は画鋲サイズにしておくのが無難ですよ。

もし、長押以外にも傷がついてしまったり、長押自体に亀裂や大きな穴が残ってしまった場合は、原状回復義務と言って、退去時に追加で費用を払わなければいけない可能性もあります。

【実例あり】一人暮らしの長押の活用術3選

長押がある部屋に住む一人暮らしが実際にどんな使い方をしているのか、活用方法を実例もセットで詳しく見てきましょう。

一人暮らしの長押の活用術3選
  • 小物置き場として活用
  • お気に入りの服を掛ける
  • 観葉植物を取り入れる

小物置き場として活用する

長押の活用術1つ目は小物置き場として活用するという方法です。

トートバックや帽子・アクセサリーなどの小物を飾ることで「見せる収納」として大活躍していますね。

ひっかける用のフックを取り入れることで、取り付けも簡単なうえ、穴が目立たないため、賃貸と非常に相性が良いですね。

お気に入りの服を掛ける

長押の活用術2つ目は、お気に入りの服を掛けることで見せる収納として使う方法です。

長押を活用して「見せる収納」ができれば、物を置ける場所が増えるので、大きなメリットになります。

フックを取り付けて服を掛けても良いですし、溝があるタイプの長押であれば直接ハンガーを掛けて使うことも出来ます。

こだわりのジャケットやデニムなど見て楽しめる収納を作りたいという方におすすめな活用方法ですね。

観葉植物を取り入れる

長押の活用術3つ目は、観葉植物を取り入れるという方法です。

観葉植物が置いてあるだけで、殺風景な部屋も一気に温かみのある空間にランクアップできます。ただ、ワンルームだと観葉植物を置くとかえって窮屈な印象が出てしまいます。

そんなときこそ、長押にフェイクグリーンを取り入れることで、手軽におしゃれ部屋を作れますよ。ナチュラルテイストな部屋が好きという方にピッタリな活用法ですね。

上記で紹介した2つの活用方法と組み合わせるのも良いですね。

壁に直接画鋲を刺す場合には要注意!

賃貸でも長押であれば画鋲を刺しても問題ない場合があるとお伝えしましたが、中には長押が付いていなかったり、長押があっても場所があまり良くなかったりで、壁に直接画鋲を刺したいと思っている方もいますよね。

基本的に画鋲サイズの穴であれば、壁に直接刺しても問題ありませんが、注意しなければならない点がいくつかあります。

うっかり何も考えずに壁に穴をあけてしまうと退去時に余計な費用が発生してしまうリスクがあります。

こちらの記事で詳しく解説していますので、直接壁に画鋲を刺したいと考えている方は必ずご覧くださいね。

長押が欲しい場合は後付けも可能

長押が欲しいけど部屋に付いていないという方は、後付けできる壁掛け収納を取り入れるのがおすすめです。

自分で好きな位置に壁掛け収納が取り付けられれば、長押がなくとも収納力が増え、自由なインテリアコーディネートができるようになります。

特に無印良品には賃貸でも安心して使える壁掛け収納シリーズが揃っています。カスタマイズ性が高く、自由な部屋が作れるので、筆者も愛用しています。

こちらの記事で使ってみた感想含めて詳しく紹介していますのでぜひご覧下さいね。

まとめ:長押を活用して過ごしやすい部屋に!

今回は賃貸で備え付けられていることが多い、長押(なげし)の活用方法について紹介しました。

上手に活用することで、収納スペースが増えたり、あか抜けたおしゃれ部屋を作ることまで出来てしまいます。

今回ご紹介した長押の活用方法を参考にしていただき、空間を上手に使って過ごしやすい部屋を作ってみてはいかがでしょうか。

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