一人暮らしにテレビはいらない?体験談やみんなの声、おすすめ代替品を紹介

「一人暮らしはテレビ見ないし“いらない”って聞くけど、実際どうなの?」と気になっていませんか。

ただ「テレビはいらない」と言われても、初めて一人暮らしをするという人は、テレビを置かなくても本当に問題ないのか不安に感じてしまいますよね。

そこで、一人暮らし歴10年以上の筆者の経験をもとに、テレビの必要性やメリット・デメリットについてお伝えします。

テレビが「いる派・いらない派」の声や「テレビがいる・いらない診断」もまとめていますので、これから一人暮らしを始める方はぜひを参考にしてくださいね。

監修者 井上 理輝

監修者 井上 理輝

  • 香川県の工芸高校インテリア科卒業、県内の木工所で職人に
  • 2015年『井上製作所』創業、2020年『井上製作所株式会社』法人化
  • ショールーム兼飲食店『兵庫町のおばんざいや Yooke Tanmai(ヨーケタンマイ)』オープン
  • イベントやマルシェ、展示会に多数出展・参加
目次

一人暮らしでテレビは「いらない派/いる派」の声は?

一人暮らしで「テレビがいる」と思っている人、「テレビはいらない」と思っている人はどの程度いるのでしょうか。

以下の要素から見ていきます。

  • テレビとパソコンを持っている人の割合
  • いらない派の声
  • いる派の声

テレビとパソコンを持っている人の割合

LINEリサーチの調査から傾向を見てみると、若い世代ほど「テレビはいらないから持っていない」のではないかと考えられます。

テレビを持っている割合は、単身世帯(10台〜50台)で75%。以下のように、若い年代ほど「テレビ」の保有率は低い傾向です。

テレビを持っている割合(単身世帯)
テレビを持っている割合(単身世帯)
出典:LINEリサーチ

対して、パソコンの保有率は10代・20代が7割台。若い世代では、テレビよりパソコンを持っている人の方が多くなりました。

パソコンを持っている割合(単身世帯)
パソコンを持っている割合(単身世帯)
出典:LINEリサーチ

では、実際のテレビが「いらない派」と「いる派」の声はどうなのでしょうか?今回はX(旧Twitter)から声を集めてみました。

いらない派の声

テレビが「いらない派」の声を紹介します。

他の意見も拝見しましたが、全体を通して「部屋が狭くなるからいらない」「結局いらなかった」といった声が多くありました。

とくに「テレビ番組を見ない層」の意見が多く、地上波放送を見ない方からすると、わざわざテレビを設置して部屋のうスペースを狭くする必要はないのでしょう。

いる派の声

テレビが「いる派」の声を紹介します。

テレビが「いる派」では、部分的にでも地上波放送を見たい人の意見がありました。推しグループが出演する番組やネット環境で見れない番組があるとテレビに必要性を感じるようです。

また、「とりあえずあったほうがいい」という意見も散見されました。具体的な用途こそなくても、“ないよりはあったほうがいい”といった意見ですね。

一人暮らしでテレビを置かない4つのメリット

まずは一人暮らしの部屋にテレビを置かない場合の4つのメリットについてお伝えします。

一人暮らしの部屋にテレビを置かない4つのメリット
  • 部屋のスペースを有効活用できる
  • 引越しの荷物を減らせる
  • ダラダラテレビを見る時間を無くせる
  • NHK受信料と電気代が節約できる

部屋のスペースを有効活用できる

一人暮らしの部屋にテレビを置かない1つ目のメリットは、部屋のスペースを有効活用できる点です。

一人暮らしの部屋は、テレビを設置できるコンセントの場所が限られているため、テレビを置くと自由度が下がり、他の家具の配置や配線に苦労します。

そのため、テレビを置かないだけで、居住空間に余裕をもって他の家具を配置したり、空いたスペースを有効活用できるという訳です。

引越しの荷物を減らせる

一人暮らしの部屋にテレビを置かない2つ目のメリットは、引越しの時に荷物を減らせるという点です。

サイズにもよりますが、テレビは液晶部分を慎重に運ぶ必要がある上、幅を取るため、とても運びにくいです。

そのため、テレビを置かないだけで、引越しのときに手間を省くことができます。

ダラダラテレビを見る時間を無くせる

一人暮らしの部屋にテレビを置かない3つ目のメリットは、時間を有効活用できるという点です。

「テレビで興味のない内容が流れていて、ついダラダラ見てしまった」という経験をお持ちの方も多くいるでしょう。

そのような経験がある方は、テレビが無ければ、うっかりやってしまいがちな無駄な時間を有効活用できます。

NHK受信料と電気代を節約

一人暮らしの部屋にテレビを置かない4つ目のメリットは、NHK受信料と電気代が節約できるという点です。

テレビがあり、地上波放送のみが見れる契約をしている場合、見ていなくても「年13,000円ほどのNHK受信料」がかかります(12ヶ月払いの場合)。

NHK受信料
NHK受信料

つい付けっぱなしにしてしまうため、NHK受信料だけでなく電気代ももったいないですよね。

そのため、テレビを置かないだけで、NHK受信料と電気代で年間15,000円程度も節約できますよ。

15,000円もあれば、節約した分で最新の家電や家具を買ったり、日帰り旅行にも行けますね。

一人暮らしでテレビを置かない4つのデメリット

メリットをお伝えしましたが、筆者がテレビを家に置かないことで感じたデメリットもいくつかあります。そこでテレビを置かない時のデメリットを4つ詳しく見ていきましょう。

一人暮らしの部屋にテレビを置かない4つのデメリット
  • 無音状態が寂しく感じる
  • 好きな番組がリアルタイムで見れない
  • ニュース・時事に疎くなる
  • 大画面で映画やスポーツが見れない

無音状態で寂しく感じる

一人暮らしの部屋にテレビを置かない時の1つ目のデメリットは、無音状態で寂しく感じてしまう場合があるという点です。

多くの方にとって、実家で暮らしていた時には、基本的にテレビが付いていたでしょう。

一人暮らしをしていると、自分の声以外の音がしない無音状態に、どこか違和感を感じてしまいます。

筆者も初めて一人暮らしをした時には、テレビが無く音がしないことに違和感がありました。

しかし1ヶ月もしないうちに、YouTubeやサブスクを見ながら生活するようになったため、テレビ無しでも寂しさは感じていませんよ。

以下の記事では、無音かつ殺風景な一人暮らしの寂しさからサヨナラするグッズや工夫を紹介しています。

「なんだか部屋が寂しい…」と感じている方はぜひチェックしてください。

好きな番組がリアルタイムで見れない

一人暮らしの部屋にテレビを置かない2つ目のデメリットは、好きな番組がリアルタイムで見れないという点です。

生放送や音楽番組、スポーツ中継など、今すぐ見たい番組があるという方は、テレビが無いとリアルタイムで楽しむことができません。

TVerなどの見逃し配信サービスを利用すればテレビが無くても、後から視聴できる番組もありますが、リアルタイムでテレビを楽しみたいという方はデメリットですね。

ニュース・時事に疎くなる

一人暮らしの部屋にテレビを置かない3つ目のデメリットは、ニュースや時事に疎くなるという点です。

特に芸能関係のニュースは、ネットニュースやSNSだけだと自分の興味のある分野のニュースしか収集出来ず、遅れて情報が入ってくるようになります。

「友人や同僚とエンタメや芸能の話をすることが多い」という方にはデメリットに感じるかもしれませんね。

大画面で映画やスポーツが見れない

一人暮らしの部屋にテレビを置かない4つ目のデメリットは、大画面で映画やスポーツが見れないという点です。

スポーツ中継や映画はパソコンやスマホでも視聴できますが、画面が小さく、ずっと見ていると目が疲れてしまうという人もいますよね。

とくに一人暮らし始めたてのころは、実家のテレビの大きさに慣れてしまっているので、見にくさや物足りなさを感じるでしょう。

テレビを使って映画やスポーツを楽しみたい方は、テレビは持っておいたほうがよいと言えます。

【診断】あなたにテレビはいる?いらない?

一人暮らしでテレビを置かない場合のメリット・デメリットをお伝えしました。

ここまでお読みいただいた方の中には「自分はテレビを置くべきなの?」と気になっているでしょう。

そこでテレビが必要な人・不要な人の特徴をリストにまとめました。

あなたがどちらに当てはまるか、ぜひチェックしてみてくださいね。

スクロールできます
タイプ特徴
テレビが必要無音状態が苦手
ご飯を食べながらニュース番組・バラエティを見るのがルーティン化している
生放送や音楽番組を見たい
テレビ・芸能に関する話題をいち早く知りたい
 テレビが不要特段見たい番組がない
スマホやYouTubeで足りている
知りたい情報はネットニュースやSNS等で調べている

「やっぱりテレビはいらないかな」という方の場合、プロジェクターやモニターを使うのがおすすめです。理由やおすすめを紹介していきますね。

テレビがいらない人にはモニター・プロジェクターがおすすめ!

ここまでお読みいただいた方の中には「テレビはいらないけど、大画面でYouTubeやDVD、サブスクを楽しみたい」という方もいますよね。

そのような方には、モニターやプロジェクターがおすすめです。

モニター:ゲームやパソコンを楽しみたい人向け

モニターは、ゲームやパソコンをする方であればテレビの代わりとして大活躍します。

ゲームやパソコン用のモニターでテレビの役割も果たしてくれるので、テレビを置く場所を節約できます。

行動範囲をデスク周りだけに抑えられるのも魅力でしょう。

とくにYouTubeやサブスクだけ楽しめればいいという人にもモニターはぴったりです。

ワンルームにおすすめのモニターはこちらの記事で紹介しています。「テレビ代わりに使おう」と考えている方はぜひご覧くださいね。

プロジェクター:狭い空間を有効活用したい人向け

一人暮らしの部屋は使えるスペースが限られています。

プロジェクターなら、壁を有効活用できるので、テレビなどを置くスペースを確保する必要がありません。

筆者も一人暮らし用のプロジェクターを使って、壁に投射して映画やアニメを楽しんでいます。

また、プロジェクターがある部屋は、ミニマムでカッコいいイメージがあるでしょう。オシャレさにもこだわりたい方は、ぜひプロジェクターを使ってみてください。

ただし、プロジェクターであれば何でもいい、というわけではありません。一人暮らしの賃貸にあったプロジェクターがあります。

筆者おすすめのプロジェクターは以下の記事で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧くださいね。

よくある質問(FAQ)

「テレビは一人暮らしにいらないのでは?」と感じる方のよくある質問と回答を紹介します。

テレビがなければNHK受信料を支払う必要はない?

日本の放送法64条は「NHKの放送を受信できる設備を設置した世帯」に受信契約義務が生じると定めています。

したがって室内にテレビやワンセグ対応スマホ・チューナーなど“放送を受信できる機器”が一切ない場合は、NHKと受信契約を結ぶ必要はありません

ただし、集合アンテナ付きマンションで部屋にテレビ端子がある場合や、外付けチューナーを後から接続した場合は契約義務が発生します

テレビがなくてもニュースや緊急情報は確認できる?

スマホがあれば主要な災害・速報系サービスでテレビ無しでも緊急情報をリアルタイムに受信できます。

SNSでも情報収集が可能ですが、フェイクニュースや過度な不安を煽る投稿には注意しましょう。

  • 緊急速報メール(エリアメール):NTTドコモ/au/ソフトバンクのスマートフォンに標準搭載。回線混雑の影響を受けず、気象庁の緊急地震速報や津波警報などが自動受信されます。
  • Yahoo!防災速報アプリ:地震・津波・豪雨・Jアラートなど最大17種類の通知に対応。2024年10月にiOS16以上対応へ更新。
  • どこでも災害・避難情報(NTTドコモ):登録地域の避難情報をSMSで無料配信。
プロジェクターは昼間でも使える?

明るさ(輝度)が800 ANSIルーメン以上のプロジェクターなら、昼間でもカーテンを少し閉める程度で十分視聴可能とされています。

ANSIルーメン以外の表記では、おおよそ「ISOルーメン600以上」「ランプルーメン3000以上」が目安です。

まとめ:一人暮らしにテレビは必要?不要?徹底解説

今回は筆者の経験を元に一人暮らしの部屋にテレビを置くメリット・デメリットやテレビの必要性についてお伝えしました。

スクロールできます
タイプ特徴
テレビが必要無音状態が苦手
ご飯を食べながらニュース番組・バラエティを見るのがルーティン化している
生放送や音楽番組を見たい
テレビ・芸能に関する話題をいち早く知りたい
 テレビが不要特段見たい番組がない
スマホやYouTubeで足りている
知りたい情報はネットニュースやSNS等で調べている

テレビを置くメリットやデメリットは様々ですので、上記の表を参考に、自分にテレビが必要か不要かを判断しましょう。

また、ライフスタイルによってはテレビを置くより、モニタープロジェクターを置いたほうが良い場合もあります。

ぜひ今回の記事を参考に、より過ごしやすく、使いやすい一人暮らしの部屋を作っていきましょう。

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