一人暮らしにタオルは何枚必要?洗う頻度や早乾のコツ、買い替え時も解説

これから一人暮らしを始めるというときに「タオルは何枚くらい持っておくべきなの?」と気になっている方は多いですよね。
タオルは生活する上で欠かせないアイテム。「一人暮らしを始めてから足りない!」というのは面倒で嫌ですよね。
そこで筆者の一人暮らしの経験を元に最適なタオルの枚数や洗濯の頻度、バスタオルとフェイスタオルの違いを紹介します。
合わせて一人暮らしに最適なコスパ最強タオルを3つ厳選していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

監修者 井上 理輝
- ✓ 香川県の工芸高校インテリア科卒業、県内の木工所で職人に
- ✓ 2015年『井上製作所』創業、2020年『井上製作所株式会社』法人化
- ✓ ショールーム兼飲食店『兵庫町のおばんざいや Yooke Tanmai(ヨーケタンマイ)』オープン
- ✓ イベントやマルシェ、展示会に多数出展・参加
一人暮らしで必要なタオルの枚数は「洗濯の頻度」による!
一人暮らしでタオルは何枚必要なのでしょうか。結論は「洗濯の頻度によって異なる」です。
一人暮らしでは下記のような場面でタオルを使う機会がありますよね。
- お風呂:シャワーや入浴の後
- 洗面台:洗顔後
- キッチン:手洗い後
- トイレ:手洗い後
すべての場面でタオルを共用する方は少ないでしょう。筆者も場面ごとにタオルを分けています。
そして、できるだけ1枚のタオルを使い続けるのは避けたいところです。
場面ごとにタオルを分け、キレイな状態で使おうと思うと、必要なタオルの枚数は「洗濯の頻度によって異なる」といえます。
洗濯の頻度ごとに必要なタオルの枚数は以下のとおりです。それぞれ詳しく解説しますね。
洗濯頻度 | 必要な枚数 |
---|---|
週1回 | 5〜6枚 |
週2〜3回 | 3〜4枚 |
週0.5回(隔週) | 8〜10枚以上 |
週1回洗濯なら5〜6枚
週に一度の洗濯ペースの場合、一人暮らしでも合計5〜6枚程度のタオルを用意しておくと安心です。
まるまる1週間タオルを洗えないため、場所ごとに使うタオルを交換しておけるだけの枚数が必要になります。
「お風呂で使うタオル」の場合、2枚用意しておけば、週の中頃に洗濯すればOKです。使用中が1枚、洗濯して保管中が1枚になります。
このように考えると、週1回の洗濯では5〜6枚のタオルが必要ですね。
週2〜3回洗濯なら3〜4枚
洗濯頻度が週に2〜3回と高い場合、必要なタオルの枚数はぐっと少なくて済みます。
洗濯の間隔が短ければ各場所のタオルをこまめに洗濯できるので、基本的にはそれぞれ1枚ずつあればローテーション可能です。
お風呂や洗面で使ったタオルも数日のうちに洗えるため、長期間使いっぱなしになる心配は少ないでしょう。
念のため予備が1枚程度あると安心ですが、週2〜3回洗濯する場合は合計3〜4枚のタオルがあれば足りるケースがほとんどです。
週0.5回(隔週)なら8〜10枚以上
2週間に一度(隔週)の洗濯ペースになると、タオルは合計8〜10枚以上用意しておかないと厳しくなります。
洗濯までの間隔が長いため、各場所で使ったタオルを洗濯日まで繰り返し使わざるを得ず、衛生面で不安が大きくなるからです。
清潔さを保つためには数日ごとに新しいタオルに替えたいところ。その分しっかり枚数を揃えておく必要があります。
隔週ペースでしか洗濯しない方は最低でも8〜10枚以上のタオルを持っておくことをおすすめします。
タオルを洗濯する頻度は「少なくても2~3日に1回」がおすすめ
必要なタオルの枚数は「洗濯の頻度」による、とお伝えしました。しかし、どの頻度で洗濯するのがよいか迷う方もいるでしょう。
一人暮らしにおいて理想的な洗濯の頻度は「少なくても2~3日に1回」です。
タオルの用途は水分を拭き取るだけ、というイメージを持つ方もいるでしょう。ですが実は、水分を拭いたあとのタオルは雑菌の温床になっているんです。
タオルに付着する雑菌の個数について、以下のように言われています。
- 1回使ったタオル:1000万個
- 1週間使ったタオル:1億個
洗濯ができる頻度には個人差がありますので、「絶対に2~3日に1回でしなければならない」というわけではありません。
生活リズムから洗濯できる頻度を考え、その頻度にあわせてタオルを用意しておきましょう。
バスタオルとフェイスタオルどっちがおすすめ?
生活のなかで主に使うタオルの種類には、大まかに分けて以下2つの種類があります。
- 厚手でサイズも大きいバスタオル
- 一回り小さいフェイスタオル
どっちがいいのか悩んでしまいますが、基本的にはフェイスタオルをメインに持っておくのがおすすめ。
フェイスタオルでも体の水分を十分拭ききれるうえ、乾くのが早く、複数重ねてもかさばらないからです。
とはいえ、それぞれにメリットやデメリットがあるので、あなたの好みや用途によって使うのが良いでしょう。
バスタオルとフェイスタオルのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
バスタオル | 吸水力が高い 体を包めて湯冷めしにくい 洗濯枚数を減らせる | 厚手で乾きにくい 洗濯コストが高め 畳むとかさばる |
フェイスタオル | 軽量で省スペース 乾きやすい バスタオルより単価が安い | 吸水面積が狭く枚数が必要 摩耗しやすい 洗濯回数が増えやすい |
バスタオルのメリット・デメリット
バスタオルのメリット・デメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
バスタオル | 吸水力が高い 体を包めて湯冷めしにくい 使う枚数を減らせる | 厚手で乾きにくい 洗濯コストが高め 畳むとかさばる |
バスタオルは体を包めるサイズ感なので、とくにシャワー後には全身を拭きやすいです。髪用・体用のように分ける必要もないので、使うタオルの枚数を減らせます。
しかしサイズが大きいだけあって乾きにくいです。洗濯機に占める割合も高くなりますから、洗濯の回数が増えたり、詰め込みすぎて十分に洗濯できなかったりします。
筆者は過去にバスタオルを使っていましたが、梅雨時はなかなか乾かず、生乾きの状態で使った経験もあります。
まとめると、バスタオルは「拭くときが楽」「洗濯では面倒」と言えますね。
フェイスタオルのメリット・デメリット
フェイスタオルのメリット・デメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
フェイスタオル | 軽量で省スペース 乾きやすい バスタオルより単価が安い | 吸水面積が狭く枚数が必要 摩耗しやすい 洗濯回数が増えやすい |
フェイスタオルは一人暮らしでも扱いやすいサイズで、乾燥の手間を大幅に減らしてくれます。
畳んでも省スペースで済むので、収納エリアが比較的狭い一人暮らしにおすすめできるでしょう。
しかし吸水面積がバスタオルより狭いので、そのぶん必要な枚数が増え、洗濯の回数や頻度も増える可能性があります。
フェイスタオルは「使い勝手や収納が楽」「枚数や洗濯が増える可能性あり」とまとめられますね。
筆者は現在「バスタオルなし・フェイスタオルだけ」で過ごしています。大きなバスタオルの洗濯の手間がなくなり、大変便利に感じていますよ。
使っているのはタオル研究所のタオルです。そして実は、バスタオルとフェイスタオルの中間サイズである「ビッグフェイスタオル」を使っています。
「ビッグフェイスタオル」は双方のいいとこ取りで、しっかり吸水してくれて、そのうえ扱いやすいのが魅力です。
バスタオルとフェイスタオルのどちらにするか迷っている方は、ぜひ一度「ビッグフェイスタオル」を使ってみてください。使い勝手に手放せなくなること間違いなしです。
タオルを速く乾かすコツ
扇風機+除湿器で乾燥
部屋干しに風と除湿を同時に当てると、自然乾燥の約3倍速く水分が飛ぶとされています。
除湿器がない場合でも、扇風機とサーキュレーターを対角線に置いて空気を循環させるだけで乾燥時間を大幅に短縮できます。
首振り機能を使うと風が均等に当たり、乾燥ムラを防げるのでおすすめです。
- 風上と風下に2台置くとより早く乾く
- 洗濯物どうしの隙間は拳1つ分あけると風が通りやすい
- 下に除湿剤を置くとさらに効率アップ
洗濯物の下に新聞紙を敷く
新聞紙は多孔質のパルプ繊維が湿気を吸収するため、床にたまる水分を取り除き、除湿材の代わりになります。
干し始めに数枚重ねて敷いておくだけで、体感で1〜2時間ほど乾きが早くなるうえ、コストはほぼゼロです。
新聞紙が湿ってきたら新しい紙に取り替えると効果を維持できます。
新聞紙単体の効果は扇風機や除湿器より小さいので、風や除湿と併用すると最大の時短効果が得られます。
- ピンチハンガーの中央に新聞紙を挟むと除湿効率が上がる
- 床に敷く場合は濡れた面が新聞紙に触れないよう高さを確保
速乾タオルやマイクロファイバーを活用
マイクロファイバーは綿タオルの約7倍速く乾くとされ、室内干しでも3時間でほぼ乾く商品が多いです。
スポーツ用やアウトドア用の場合、より速乾性に優れています。
速乾タオルは吸水性も高く、一枚で髪と体を拭けるため、タオル枚数を2〜3枚減らせるのがメリットです。
化学繊維は高温と摩擦に弱いため、乾燥機を使う場合は低温設定にし、直射日光より陰干しを選ぶと長持ちします。
- 速乾タオルを2枚ローテにする
- 使用後は広げて掛ける
- 高温乾燥や高温アイロンは避ける
タオルの寿命はどれくらい?買い替え時は?
寿命目安は6〜12ヵ月
タオルは週1〜2回の洗濯を続けると、6〜12ヵ月ほどで吸水力が落ち始めます。綿タオルもマイクロファイバータオルも同程度です。
洗濯回数が増えるほど繊維が摩耗し寿命は短くなります。タオルの寿命を縮める主な要因は以下のとおりです。
- 強い日差しや高温乾燥による繊維の硬化
- 柔軟剤の過度な使用でパイルが寝てしまう
- 洗濯槽の汚れによる雑菌残留
逆にネット使用・陰干し・漂白剤を控えるなど丁寧に扱えば数カ月延ばせます。
半年を過ぎたら吸水力と手ざわりをチェックし、1年を超えたら交換を検討するのが、衛生面でも家事効率でも無理のないラインです。
買い替え時はニオイと肌触りで判断
タオルを洗ってもニオイが残る、触った瞬間ゴワゴワするようになったら買い替えの合図です。
吸水が遅くなり、水滴をはじくようになったらパイル(タオル表面に立っているループ状の糸)がつぶれている証拠。
光にかざすと向こうが透けて見えるほど薄くなっている場合も寿命が来た目安です。
以下のような状態になったら買い替えるようにしましょう。
- 毛羽立ちや糸抜けが目立つ
- 乾いていても湿ったようなニオイが取れない
- 拭いても水分が残る、何度もこすらないと乾かない
- 畳むとペタッと平らで弾力がない
また、古くなったタオルは切って雑巾などに再利用するとムダがありません。
新しいタオルを買うときは、速乾性や抗菌加工など機能性を重視すると交換サイクルを少し延ばせますよ。
一人暮らしにおすすめのタオル3選
ここからは実際に一人暮らしで使って良かったと感じたコスパ最強のタオルを3つ厳選しました。それぞれ詳しく見ていきましょう。
タオル研究所
タオル研究所は、「コスパの良さ」と「速乾性」を重視したシンプルベストなデザインのタオルブランドです。筆者も愛用しています。
Amazon限定で販売しているブランドで、7万件以上の口コミがありながら良い口コミがほとんどなので幅広い方々から支持されているということが伺えますね。
詳しくはこちらの記事で口コミやレビューをまとめていますので、気になる方は合わせてご覧くださいね。

エアーかおる
エアーかおるは岐阜県にある工場で作られ、技術力が結集した完璧な使い心地が魅力のタオルブランドです。
エアーかおるの最大の特徴としては、「魔法のタオル」とも例えられる、3年の歳月を要して開発された「SuperZero」と呼ばれる特殊な構造の糸を使ったこだわりのタオルです。
通常の糸よりも空気を多く含む性質があり、吸水性・速乾性に優れています。
洗濯後も空気を多く含んでいるので、部屋干しでも天日干しをしたようなフカフカな触り心地を堪能できますよ。
タオルファクトリー ヒオリエ
タオルファクトリー ヒオリエは全て日本製にこだわっている老舗タオルブランドです。
高級な質感の商品を数多く揃えていますが、どれもお手頃価格で買うことが出来ます。
タオルのバリエーションも豊かで様々なサイズ、質感、触り心地からベストなタオルを見つけることが出来ます。
特に、吸水性と肌触りに優れた大阪・泉州タオルと厚手でふかふかの質感が魅力の愛媛・今治タオルの2種類が人気ですよ。
まとめ:タオル選びで一人暮らしを快適に
今回は一人暮らしで必要なタオルの種類や枚数、おすすめのタオルブランドについて紹介しました。今回紹介した商品をまとめると下記の通りです。
一人暮らしでもタオルは必需品ですが、筆者の経験上、フェイスタオルだけでも8枚~10枚あれば十分足ります。
ぜひ今回の記事を参考に使いやすくてオシャレなタオルを取り入れて快適に一人暮らしをスタートしましょう。
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