「横向き寝の方が好きなんだけど、横向き寝にぴったりな寝具はあるのかな?」と気になっていませんか?
マットレスは仰向け寝を想定して作られていることが多いですが、横向きの方が落ち着いて寝られる人も少なくありませんよね。
そこで、今回はベッドで横向き寝するメリット・デメリットや横向き寝におすすめのマットレスの選び方、おすすめの商品まで紹介します。
快適に横向き寝ができるグッズもあわせて紹介するので、ぜひ参考にして自分にぴったりの寝具を見つけてくださいね。
以下の記事では、失敗しないマットレスの選び方をまとめています。
こちらも筆者の経験をもとに紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ベッドで横向き寝をする意外なメリット
筆者もよく横向きで寝るのですが、実は、ベッドで横向き寝をすると様々なメリットがあります。ベッドで横向き寝をするメリットは、以下の5つです。
- 腰・背中にかかる負担を軽減できる
- 呼吸がしやすい
- 右向きで寝ると消化に良い
腰・背中にかかる負担を軽減できる
横向き寝のメリットの1つ目は、腰や背中にかかる負担を軽減できることです。
実は、脚を伸ばして仰向けで寝ると腰が反ってしまい、筋肉が緊張して腰や背中に負担がかかってしまいます。
横向き寝は腰やひざの角度を自由に変えられるので、腰が反らない体勢を取りやすく、腰・背中にかかる負担を軽減できますよ。
呼吸がしやすい
横向き寝のメリットの2つ目は、呼吸がしやすいことです。
仰向けで寝ると口蓋垂や舌がのどに落ち込みやすく、上気道が狭くなりがちです。
そして上気道が狭まることで、呼吸がしにくくなり、いびきの原因にもなります。
一方で、横向き寝は舌が落ち込みにくいので呼吸がしやすく、いびきも軽減できますよ。
右向きで寝ると消化に良い
横向き寝のメリットの3つ目は、右向きで寝ると消化に良いことです。
人の体は、胃から腸にかけて右下の方向に伸びています。そのため、右を向いて横になると食べ物がスムーズに流れていき、消化吸収がしやすくなります。
スムーズに消化できれば胃もたれも防げ、快適な睡眠にもつながりますね。
ベッドで横向き寝をするデメリット
一方で、横向き寝には以下のようなデメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 部分的に負担が集中する
- 身体がゆがみやすい
部分的に負担が集中する
横向き寝のデメリットの1つ目は、部分的に負担が集中することです。
背中全体で体を支える仰向けと比べ、横向き寝では肩・腕・骨盤といった部分的なパーツで体を支えることになります。
そのため、マットレスに接する部分に負担が集中してしまい、コリや痛みの原因になることもあります。
横向き寝での肩や腰の負担は、この後紹介するような体圧分散度の高いマットレスを使うと軽減できますよ。
体がゆがみやすい
横向き寝のデメリットの2つ目は、体がゆがみやすいことです。
横向き寝をすると体の片側に体重がかかるため、骨盤や筋肉のバランスが崩れ、体にゆがみが起きやすくなりますよ。
ゆがんだ状態で寝続けると腰痛や頭痛につながるケースもあるため、特に、いつも同じ側を下にしている方は要注意です。
寝返りで姿勢を変えることでゆがみは軽減できるので、横向き寝をする場合は寝返りをしやすいマットレスを選ぶことも大切です。
横向き寝におすすめのマットレスの選び方
横向き寝の理想的な寝姿勢は、立っているときと同じように「頭から背骨までがまっすぐ」な状態です。
このような状態をキープするためには、程よい柔らかさのマットレスを選ぶことが重要です。そこで、横向き寝におすすめのマットレスを選ぶためのポイントを紹介します。
- 低反発マットレス・2重構造マットレス
- センターハード
低反発マットレス・2重構造マットレス
マットレスの種類は、大きく分けて以下の2タイプがあります。
マットの種類 | 特徴 |
---|---|
高反発マットレス | 硬めで寝返りを打ちやすいが、肩や腰が圧迫されやすい |
低反発マットレス | 体に合わせてマットが沈み、肩や腰を適度に支えてくれる |
低反発マットレスは体に合わせてマットが沈み、体圧を分散できるため、肩や腰への負担が軽減されます。
体の軸もまっすぐの状態になるので、正しい寝姿勢で快適に睡眠をとれますよ。
ただし柔らかすぎると体が沈みすぎるため、柔らか過ぎず、程よい硬さがあるものを選ぶのがポイントです。そのため、横向き寝の方が使う上で最も理想なマットレスは2層構造となっているタイプですね。
「柔らかい低反発素材の上部」と「張りの強い高反発素材の下部」からなる2層構造のマットレスなら、正しい横向き寝姿を維持しながら、適度に寝返りも打てますよ。
マットレスやベッドを選ぶ際には「2層構造のマットレス」もしくは「低反発マットレス」を選ぶことをおすすめします。
センターハード
センターハードのマットレスは、真ん中あたりが硬めの構造になっています。
肩が当たる部分は柔らかく、腰の部分は硬めの構造になってるため、横になった時に背骨が曲がりにくいのが特徴です。
センターハードのマットレスなら、より楽な姿勢で横になれるので、横向き寝が好きな方におすすめですね。
横向き寝にぴったりなマットレス5選
ここからは、実際に横向き寝の筆者がおすすめする、横向き寝にぴったりなマットレスを5つ紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
【スリープエンリッチ】スリープエンリッチ ブラン
スリープエンリッチ ブランは「横向き寝専用」のマットレスです。
理想的な横向き寝の姿勢を保てるよう独自の2層構造を取っており、ゆっくりと沈み込み、程よく体を支えてくれます。
使用する際は、今使っているマットレスや布団に重ねられるほか、スリープエンリッチ ブラン1枚でも使用できます。
表層はふわふわの質感で、優しい寝心地が好みの方にもおすすめですよ。
サイズ | 幅97cm×長さ195cm×高さ10cm |
素材 | レーヨン・ポリエステル・ポリウレタン |
カラーリング | オフホワイト |
【Limne】Limne the Mattress
Limne the Mattressは柔らかいのに沈み込み過ぎない、体にやさしいマットレスです。
緻密に計算された独自の3層構造で、肩や腰への負担を大きく軽減しています。
ウレタン素材で通気性にも優れているので、季節を問わず快適に眠れますね。
マシュマロのような、柔らかくとろけるような触り心地を体感したい方におすすめですよ。
サイズ | 幅97cm×長さ195cm×高さ22cm |
素材 | オリジナルウレタンフォーム・レーヨン・ポリエステル |
カラーリング | ホワイト |
【RASIK】高密度低反発マットレス
RASIKの高密度低反発マットレスは「衝撃吸収性」と「復元性」に優れているので、まるでオーダーメイドのように体にぴったりとフィットするのが特徴です。
体形や姿勢に合わせて体にフィットし、体圧を分散してくれるので、肩や腰の負担を減らし、朝まで快適に眠れますよ。
直接床に敷いても快適に使えますが、今使っている寝具にプラスして寝心地をグレードアップしたい方にもおすすめです。
サイズ | 幅98cm×長さ198cm×高さ4cm |
素材 | 【本体】低反発ウレタン 【専用カバー】ポリエステル |
カラーリング | ホワイト |
【家具350】高密度アドバンスポケットコイルマットレス
家具350の高密度アドバンスポケットコイルマットレスは、1つ1つのコイルが体のラインにフィットし、バランスよく体を支えてくれます。
マットの真ん中部分には硬く反発力のあるコイルを使用しているので、腰が沈み過ぎず、理想の寝姿勢を保てます。
通気性も抜群なので、汗をかきやすい方やマットレスの蒸れが気になる方にも最適です。
サイズ | 幅97cm×長さ195cm×高さ20cm |
素材 | ポリエステル・フェルト・ウレタンフォーム |
カラーリング | ホワイト |
【ビーナスベッド】Tummy(タミー)三つ折りウレタンマットレス
ビーナスベッドのTummy(タミー)三つ折りウレタンマットレスは、部位ごとにウレタンの硬度を変えており、横向き寝で生じる腰への負担を大きく軽減しています。
程良い硬さで寝返りも打ちやすく、軽やかな寝心地を体感できます。
通気性の高いウレタンを使用している上に、綿ニット素材のカバーが付いているので、夏場や梅雨時期でも快適に使いたいという方にもおすすめです。
サイズ | 幅95cm×長さ195cm×高さ8cm |
素材 | 【中材】ウレタンフォーム 【側生地】ポリエステル・綿 |
カラーリング | 【中材】グリーン 【側生地】グレー |
快適に横向き寝ができるグッズ7選
続いて、マットレスとあわせて使いたい、快適に横向き寝ができるグッズを紹介します。
【ムーンムーン】横向き寝枕『YOKONE3B』
ムーンムーンの横向き寝枕『YOKONE3B』は、横向き寝に特化した枕です。
独特の形と低反発ウレタンで、楽に横向き寝ができるようにサポートしてくれますよ。
顔と枕が接する面積が最小限になるようデザインされているので、横向き寝で気になる寝ジワや肌荒れを防止したい方にもおすすめですね。
サイズ | 幅36cm×長さ58cm×高さ10.5cm |
素材 | 竹炭リラックスウレタン |
カラーリング | ホワイト |
【BRAIN SLEEP】ブレインスリープピロースノーレス
ブレインスリープピロースノーレスは、自然に横向きをキープできる横向き寝サポート枕です。
真ん中が高い、なだらかなクラウンウェーブ型で、眠りを邪魔せずに自然に横向き寝をキープしてくれますよ。
枕は洗えないものが多いですが、ブレインスリープピロー スノーレスはシャワーで丸ごと水洗いできるので、いつでも枕を清潔に保ちたい方にも最適ですね。
サイズ | 幅60cm×長さ36cm×高さ10cm |
素材 | ポリエチレン |
カラーリング | 【中材】ホワイト 【カバー】ホワイト・ブルー |
【家具350】Neochill utouto 枕
家具350のNeochill utouto 枕は、独特なフォルムと、もっちりとした高密度のウレタンクッションが特徴です。
立体的なカーブは人間工学に基づき設計された横向きにとって理想の形で、横向き寝の姿勢と寝返りをしっかりサポートしてくれます。
価格も手ごろなので、コスパよく心地よい眠りを手に入れたい方におすすめです。
サイズ | 幅61cm×長さ35.5cm×高さ11cm |
素材 | 【本体】ポリウレタン 【インナーカバー】ポリエステル 【ウターカバー】ポリエステル・スパンテックス |
カラーリング | ホワイト |
【ビーナスベッド】低反発枕テンピュールミレニアムネックピロー
ビーナスベッドの低反発枕テンピュールミレニアムネックピローは、寝ている時の首元をしっかりと包み込み、心地よく眠れるベストポジションに導いてくれます。
枕の両サイドには厚みがあり、頭を支えてくれるので、スムーズに横向き寝できるようサポートしてくれますよ。
いびきが気になる方や、横向き寝での肩や首の違和感が気になる方におすすめです。
サイズ | 【XSサイズ】幅54cm×長さ32cm×高さ8~4cm 【Sサイズ】幅54cm×長さ32cm×高さ9.5~5cm 【Mサイズ】幅54cm×長さ32cm×高さ11~6cm 【Lサイズ】幅54cm×長さ32cm×高さ12.5~7cm |
素材 | 【本体】テンピュール素材 【カバー生地】ポリエステル・ポリウレタン |
カラーリング | ホワイト |
【家具350】Husum 抱き枕U型
家具350のHusum 抱き枕U型は、もちもちなクッションが心地よい、とろけるような肌ざわりの抱き枕です。
枕に抱き着くことで姿勢が安定し、横向き寝で生じる肩や腰への負担が軽くなりますよ。
また、枕を抱きかかえる姿勢が安心感をもたらしてくれるので、ストレス解消にもおすすめですね。
サイズ | 幅70cm×長さ140cm |
素材 | ポリエステル |
カラーリング | ベージュ・グレー・アイボリー・ピンク |
【ビーナスベッド】抱き枕 イブル
ビーナスベッドの抱き枕 イブルは、立体感のあるカバーと、ふっくら柔らかい肌触りが特徴です。
緩やかなS字カーブの枕が体にフィットし、横向き寝の姿勢を優しく支えてくれますよ。
カバーはコットン100%で、赤ちゃんに使えるほど肌当たりが良いため、敏感肌の方にもおすすめですね。
サイズ | 幅30cm×長さ120cm |
素材 | 【カバー】綿100% 【本体表面】ポリエステル(ピーチスキン) 【中綿】ポリエステル |
カラーリング | ホワイト・ライトグレー・チャコールグレー |
【ビーナスベッド】エアビーズ(AIR BEADS)抱き枕
ビーナスベッドのエアビーズ(AIR BEADS)抱き枕は、マイクロビーズとポリエステルわたを混合した中材を採用していて、ボリュームも弾力性も抜群な抱き枕です。
もちっとした触感と、思わず抱きしめたくなるような肌触りが魅力ですよ。
日本の工場で1つずつ丁寧に作られているので、品質も抜群。「抱き枕の品質にもこだわりたい」という方にピッタリですね。
サイズ | 幅30cm×長さ80cm×高さ15cm |
素材 | 【カバー素材】短毛フランネルポリエステル・ポリウレタン 【カバー】ポリエステル 【詰物】ポリスチレンビーズ・ポリエステルわた |
カラーリング | アイボリー・ブラウン・バイオレット・ピンク |
まとめ:横向き寝にぴったりの寝具で快適に眠ろう!
今回は、横向き寝のメリット・デメリットや横向き寝にぴったりなマットレスの選び方、おすすめの商品まで紹介しました。
横向き寝は腰・背中にかかる負担を軽減できる上に、いびきの改善にも役立ちます。また、今回紹介した寝具やグッズを使えばより快適に寝れるようになるはずです。
ぜひ、今回の記事を参考に、横向き寝にぴったりの寝具を取り入れてみてはいかがでしょうか。