「スチールベッドって無駄がなくてオシャレそうだし、使ってみたい!」と考えている方は多いですよね。
スチール素材のベッドはフレームがスリムで圧迫感が少ないので、一人暮らしの部屋にもピッタリです。
ただ、「“きしみ”が気になる」という話を聞くこともあり、実際の使い心地はどうなのか気になりますよね。
そこで、今回はスチールベッド(パイプベッド)のメリット・デメリットを解説するとともに、一人暮らしにおすすめの商品まで紹介します。
他に一人暮らしで良く選ばれるフレーム素材の1つ「すのこベッド」との比較やどちらがおすすめなのかという疑問にもお答えしますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
スチールベッド(パイプベッド)のメリット
スチールベッドとは、フレームがスチール製のパイプでできているベッドのことで、パイプベッドとも呼ばれます。
まずは、一人暮らしでスチールベッドを使う5つのメリットを紹介します。
- 軽くて持ち運びやすい
- コストパフォーマンスがいい
- 通気性がいい
- 組み立てや掃除が簡単
- モダンな雰囲気に合わせやすい
軽くて持ち運びやすい
一人暮らしでスチールベッドを使うメリットの1つ目は、軽くて持ち運びやすいことです。
スチールベッドはフレームがパイプ状で、中が空洞になっているため、木製のベッドに比べて軽くて持ち運びやすい特徴があります。
そのため、気分に合わせて部屋の模様替えをしたい方や、引っ越しが多い方にもピッタリです。
折りたためるものや、キャスター付きでラクに移動できるものもあるので、女性の一人暮らしでも安心して使えますね。
コストパフォーマンスがいい
一人暮らしでスチールベッドを使うメリットの2つ目は、コストパフォーマンスがいいことです。
スチールベッドの素材であるスチールは比較的安価なうえ、ベッドのつくりもシンプルなため、他のベッドフレームと比べると費用を抑えて購入できます。
中には1万円前後から買える商品もあり、コストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。
通気性がいい
一人暮らしでスチールベッドを使うメリットの3つ目は、通気性がいいことです。
スチールベッドは床板に網の目構造のメッシュ床を採用しているものが多く、通気性に優れています。
メッシュ床が効率よく湿気を逃がしてくれるので、マットレスがカビにくく、季節を問わず快適に眠れます。
また、スチール製のフレームはカビの心配がなく、ベッドの掃除やメンテナンスも簡単です。
組み立てや掃除が簡単
一人暮らしでスチールベッドを使うメリットの4つ目は、組み立てや掃除が簡単なことです。
スチールベッドは軽くてシンプルな作りのものが多いため、組み立てが簡単です。
一つ一つのパーツも軽くて扱いやすいので、女性でも無理なく組み立てられますよ。
木製ベッドの場合、重くてなかなか移動できず、掃除の手が届きづらいデメリットがあります。しかし、スチールベッドであれば移動しやすいため、掃除も簡単ですね。
モダンな雰囲気に合わせやすい
一人暮らしでスチールベッドを使うメリットの5つ目は、モダンな雰囲気に合わせやすいことです。
スチール製で無骨な印象のあるスチールベッドは、モダンな部屋にもピッタリです。
スチールベッドを置くだけで、手軽にスタイリッシュなインテリアが実現できます。
シンプルでクールなインテリアを目指している方はぜひ、スチールベッドをチェックしてみてくださいね。
スチールベッド(パイプベッド)のデメリット
スチールベッドにはメリットが多い一方で、良い点ばかりだけでなく、使ってみて感じたデメリットもあります。
スチールベッドのデメリットは、以下の5つです。
- きしみやすい
- 耐荷重が低い
- サイズの選択肢が少ない
- 寿命が短い
- 寝心地が硬い
きしみやすい
スチールベッドのデメリット1つ目は、きしみやすいことです。
商品にもよりますが、スチールベッドの性質上、きしみ音は避けて通れません。
スチールベッドでは、ネジのゆるみ・劣化による隙間・フレームのゆがみなどにより、パーツ同士がこすれて「きしみ」が生じます。
そのため、きしみはネジを締め直したり、ゴムやプラスチック製のワッシャーを挟んだりすることで軽減できますよ。
耐荷重が低い
スチールベッドのデメリット2つ目は、耐荷重が低いことです。
スチールベッドは軽量な素材で作られており、木製ベッドに比べると耐荷重が低めの商品が多くあります。
そのため体格の大きな人や、厚めで重量があるマットレスを使いたい人は、スチールベッドだと選択肢が狭まってしまうかもしれません。
スチールベッドを選ぶ際は、「自分の体重」と「マットレスの重さ」を足した重さで、ベッドの耐荷重が適切であるかを確認しましょう。
サイズの選択肢が少ない
スチールベッドのデメリット3つ目は、サイズの選択肢が少ないことです。
一般的に、スチールベッドはシングルサイズが多く、セミダブルやダブルなどの広めのサイズはあまり販売されていません。
そのため、コンパクトで場所を取らないベッドを探している方にはピッタリですが、横幅が広々としたベッドを探している方には向いてないと言えますね。
寿命が短い
スチールベッドのデメリット4つ目は、寿命が短いことです。
スチールベッドは素材の特性上、寿命が短い傾向にあり、通常通りに使っていたとしても5年程度が寿命の目安です。
きしみがひどくなってきた、フレームに歪みが出てきた、という場合は早めに買い替えを検討しましょう。
寝心地が硬い
スチールベッドのデメリット5つ目は、寝心地が硬いことです。
床板にも金属が用いられているメッシュタイプのスチールベッドは、薄いマットレスを使うと硬くて眠りにくいと感じる方もいるかもしれません。
そのため、寝心地にこだわりたい方は厚めのマットレスを選ぶと良いですよ。
すのこベッドとスチールベッドどっちが良い?おすすめは?
ベッドを選ぶ際、スチールベッド以外に候補に挙がるタイプとして「すのこベッド」がありますが、どちらが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで、それぞれのベッドの特徴と、おすすめの方を紹介します。
メリット | デメリット | |
スチールベッド | ・軽くて扱いやすい ・見た目がスタイリッシュ ・無駄がないデザイン ・価格が安い | ・耐久力が低め ・素材の性質上きしみやすい |
すのこベッド | ・通気性に優れている ・木の香りを楽しめる ・比較的きしみにくい ・価格が安い | ・冬は寒く感じやすい ・ほこりが溜まりやすい |
それぞれのメリット・デメリットをまとめると上記の通りで、共通して「他のタイプのベッドよりも価格が安くコスパの良いベッド」ではあります。
また上記のメリット・デメリットを踏まえるとスチールベッドは、スタイリッシュな見た目を活かしてモダンインテリアを実現したい方、こまめに部屋の模様替えをしたい方、引っ越しが多い方におすすめです。
対して、すのこベッドは、ナチュラルテイストな雰囲気が好きな方、木の質感や香りを楽しみたい方、きしみ音が気になる方、体格の良い方におすすめです。
おすすめのすのこベッドは、下記の記事でもまとめていますので、特徴を踏まえたうえで、すのこベッドの方が良いかもと感じた方はぜひこちらの記事もご覧くださいね。
一人暮らしにおすすめのスチールベッド10選
スチールベッドは様々なメーカーから販売されていて種類が沢山あるので、どれがいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、一人暮らしにおすすめのスチールベッドを10個ピックアップしました。それぞれ見ていきましょう。
【RASIK】デスク・ラック付きも選べるロフトベッド
RASIKのデスク・ラック付きも選べるロフトベッドは、二段タイプのベッドで下のスペースはデスクセットになるので、手軽にワークスペースまで確保できます。
ベッドの高さを低くして使うことも可能で、レイアウトの自由度が高いのも魅力です。
ベッド下のスペースを有効活用できるので、ワンルームの空間にゆとりを持って使いたい方におすすめです。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅223.5cm×奥行103cm×高さ182cm |
素材 | スチールパイプ |
【RASIK】アイアンベッド Linique(リニーク)
RASIKのアイアンベッド Linique(リニーク)は、無駄のないシンプルデザインと無骨なフォルムが魅力のスチールベッドです。
ヘッドボードが少し高めに設計されているので、クッションをたくさん並べた海外インテリアのようなスタイルにピッタリですよ。
フレームにはマット感のある塗装がされており、落ち着いたヴィンテージ感を演出してくれますので、クールで大人っぽいベッドを探している方におすすめです。
カラーリング | ブラック |
サイズ | 幅98cm×奥行209cm×高さ77cm |
素材 | スチール・LVL |
【家具350】Lofty 階段付きロフトベッド
家具350のLofty 階段付きロフトベッドは、上り下りしやすい階段付きのロフトタイプベッドです。
ベッド下のスペースにはソファやテレビを置けるので、ワンルームの部屋でも広々と過ごせますね。
宮棚やコンセントも備え付けられていて、一人暮らしで使うのに嬉しいポイントが凝縮されているロフトベッドと言えますね。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅255cm×奥行101.5cm×高さ173.5cm |
素材 | スチールパイプ・MDF・PVCシート |
【家具350】Brigitte アイアンベッド
家具350のBrigitte アイアンベッドは、スパニッシュテイストの曲線デザインが可愛い、華やかさを感じられるスチールベッドです。
個性的な見た目ですが、派手過ぎず落ち着いた質感のスチールフレームが組み合わさることでまとまりのあるベッドに仕上がっていますね。
派手すぎず優雅なデザインで、大人可愛いインテリアを目指す方におすすめです。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅103cm×奥行208cm×高さ98.5cm |
素材 | スチール |
【家具350】Cherie デイベッド
家具350のCherie デイベッドは、ベッドとしてもソファとしても使える、マルチタイプなスチールベッドです。
高さを2段階に調整でき、ベッド下のスペースは収納としても有効活用できます。
ベッド・ソファ・収納スペースの3役で、部屋をスッキリオシャレに使いたい方におすすめです。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅104.5cm×奥行203cm×高さ(ハイ時)112cm・(ロー時)96cm |
素材 | スチール |
【エア・リゾーム】ヴィンテージデザインロフトベッド NORMAN
エア・リゾームのヴィンテージデザインロフトベッド NORMANは、マットスチールの無骨さと、ウォルナット板の味わい深い雰囲気がマッチした、シックなロフトベッドです。
プリント板には出せない、天然木ならではの温もりと味わいで、部屋を上品にまとめてくれます。
スチールベッドでありながら耐久性も優れていて、耐荷重は180kgあるので体格の良い男性でも安心して使えますね。
カラーリング | ブラック |
サイズ | 幅150cm×奥行221cm×高さ190cm |
素材 | スチール・天然木化粧繊維板 |
【エア・リゾーム】スチールベッド BERK(ベルク)
エア・リゾームのスチールベッド BERK(ベルク)は、直線フォルムのシンプルデザインが魅力のスチールベッドです。
クセがなくどんなお部屋にも馴染みやすいので、「部屋の雰囲気に合うベッドが分からない」と悩んでいる方におすすめです。
さらに、2口コンセントやベッド下収納、通気性の良いメッシュ床など実用性も兼ね揃えているので、デザイン・機能性・コスパのすべてを満たしたベッドと言えますね。
カラーリング | ブラック |
サイズ | 幅207cm×奥行103cm×高さ80.5cm |
素材 | スチール・合成樹脂化粧繊維板 |
【エア・リゾーム】北欧ベッド Celestia(セレスティア)
エア・リゾームのCelestia(セレスティア)は、とにかくデザインの美しさにこだわった、優雅な曲線美が魅力のベッドです。
くるりと丸まったアイアンの先端や、スチールベッドには珍しいゴールドのカラーリングなど、細部のデザインにまでこだわって仕上げています。
他の人とはひと味違う、可愛くてゴージャスなインテリアコーディネートをしたい方におすすめです。
カラーリング | ホワイト・ゴールド |
サイズ | 幅103cm×奥行206cm×高さ102cm |
素材 | スチール |
【ネルコンシェルジュ】収納付きスチールベッド
ネルコンシェルジュの収納付きスチールベッドは、フック・棚・ハンガーレール・天板シェルフ・宮棚など、便利な収納機能が満載のスチールベッドです。
さらに、機能性も抜群でベッドに座って使えるデスク付きとなっているので、ベッドにいながらデスクワークもこなせます。
マルチに使える機能的なベッドをお探しの方は、ぜひ検討してみてくださいね。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅105cm×奥行201.5cm×高さ150cm |
素材 | スチール・MDF |
【ネルコンシェルジュ】Edith アイアンデイベッド
ネルコンシェルジュのEdith アイアンデイベッドは、温もりのある「天然木」と、マットな質感の「スチール」という異なる素材を組み合わせたスタイリッシュなデザインベッドです。
ソファのようにも使えるデイベッドタイプで、ベッドとしてはもちろん、くつろぎスペースとしても使えます。
やや小ぶりなショートセミシングルサイズなので、部屋を広く使いたい方や、小柄で大きなベッドは必要ない方にもおすすめですよ。
カラーリング | ブラック・ホワイト |
サイズ | 幅84cm×奥行192.3cm×高さ64cm |
素材 | ラバーウッド・スチール |
スチールベッドを取り入れた部屋実例
スチールベッドを取り入れたオシャレな一人暮らしの部屋をいくつか紹介しますので、自分の部屋にスチールベッドを取り入れる際のインテリアコーディネートの参考にしてくださいね。
スチールベッドはシンプルゆえのインテリア性の高さも魅力です。
どの部屋もスチールベッドがシンプルで他のインテリアを邪魔しないので、バランスの取れたオシャレ部屋になっていますね。
理想のイメージがあるとコーディネートがしやすいので、ぜひ、スチールベッドの置き方やスペースの使い方を参考にしてオシャレな部屋を作ってみましょう。
まとめ:スチールベッドで一人暮らしの部屋をオシャレに
今回は、一人暮らしの部屋にもピッタリなスチールベッドのメリット・デメリットや、一人暮らしにおすすめのスチールベッドを紹介しました。
スチールベッドは圧迫感が少なく、コンパクトなのでスペースも有効に活用でき、一人暮らしの部屋にもピッタリです。
ぜひ今回の記事を参考に、スチールベッドを取り入れたオシャレな部屋を作ってくださいね。