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【道民が語る冬の北海道】一人暮らしの注意点や対策アイテム10選!

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「北海道での一人暮らし、冬にはどんな物が必要なんだろう」と不安に思っていませんか?

さらに、冬ならではの注意点もありそうで、「知っておかないと困ったことになる!」と想像しているのではないでしょうか。

今回は、北海道で一人暮らしをする冬の注意点や光熱費、おすすめの寒さ対策グッズを紹介します。

生まれも育ちも北海道で、現在は関東に住む筆者が「北海道で一人暮らしをした経験」をもとにお伝えしますよ。

ぜひこの記事を最後まで読んで、北海道での一人暮らしを準備万端で迎えてくださいね。

北海道で一人暮らしを始める時の注意点

「北海道で一人暮らしを始める!」となると、冬の暮らしの注意点が気になりますよね。

注意点を知らずにいると、思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。

冬の北海道での暮らしで注意すべき点を3つご紹介しますので、損や失敗のないようにしてくださいね。

冬の北海道の注意点
  • 冬対策の出費がかさむ
  • 水道凍結の恐れがある
  • 道がすべる

冬対策の出費がかさむ

冬の北海道の1つ目の注意点は「冬対策の出費がかさむ」です。

冬の北海道では寒さ対策が必須ですから、光熱費はもちろん、雪かき用品や断熱用品などの購入で出費がかさみます。

雪かき用品や断熱用品には、たとえば以下のような物が挙げられます。

雪かき用品や断熱用品の例
  • スコップ
  • 窓の防熱シート
  • 窓の結露防止シート
  • 部屋のドアのスキマ埋め
  • ホットカーペット
  • カーペットの下に敷く断熱シート
  • サーキュレーター
  • 布団乾燥機
  • こたつ
  • ダウンジャケットや手袋、マフラーなどの防寒着

物件に備え付けの暖房だけで暖かさが足りない場合は、別途ストーブの購入が必要です。

おすすめは「灯油ストーブ」です。電気やガスのものよりランニングコストを安く収められますよ。

さらに、暖房をつけていると空気が乾燥しますから、加湿器も必要になります。

また、車を持っているなら、冬用タイヤや雪除け用具も購入しましょう。

夏用タイヤでは滑ってしまいますし、車に雪が積もっていると、雪が道路やフロントガラスに落ちて危険ですよ。

水道凍結の恐れがある

冬の北海道の2つ目の注意点は「水道凍結の恐れがある」ことです。寒さで水道管内が氷り、水が出なくなります。

1日(24時間)以上家を空けるなら、必ず水抜き(水落とし)を行いましょう。水抜きとは、水道の栓を締め、水道管内を空にして凍結を防ぐ方法です。

ただし、地域や時間によっては2〜3時間家を空けるだけでも水抜きが必要です。筆者は、21時〜0時までの3時間で凍結してしまいました。

水抜きの方法は賃貸で異なります。入居資料や水道近くの壁に書いてありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

また、水道が凍結してお湯やドライヤーで温めると、急激な温度変化により、水道管が破裂する恐れがあります。

水道管の修理には安くても2万円程度かかりますから、水道が凍結したら、自然に溶けるのを待つか、水道修理業者に電話しましょう。

道がすべる

冬の北海道の3つ目の注意点は「道がすべる」ことです。冬の道は「雪が降り、踏み固められ、昼間に溶けて水になり、夜間に凍る」を繰り返します。

つまり、フカフカの雪ではなく、スケートリンクを歩く状態になるのです。

冬の道を歩くコツは「すり足」です。できるだけ平らな部分を狙って、すり足で進んでいくと転びにくいですよ。

また、もちろん車道も滑りますから、車に乗るならスピードの出し過ぎは厳禁です。車間距離はゆったり取り、停止はポンピングブレーキを意識しましょう。

ブレーキを一回で強く踏むと、ブレーキが効きにくくなったり、スリップしたりして危険ですよ。

北海道は光熱費が高い?一人暮らしの平均は?

冬が寒い北海道は、光熱費が高いイメージがありますよね。では、実際のところはどうなのでしょうか?

以下の表は「一人暮らし世帯の1ヶ月あたりの平均光熱費(2022年)」を、北海道・東北地方と関東地方、全国で比較したものです。

全体電気代ガス代その他光熱費水道代
北海道・東北地方16,946円6,900円3,704円3,770円2,572円
関東地方12,383円6,731円3,224円449円1,980円
全国13,483円6,895円3,351円1,045円2,192円

参照:「政府統計の総合窓口(e-Stat)」、調査項目を調べる-家計調査(総務省)「家計収支編 単身世帯」(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000798)

比較すると、北海道・東北地方の「ガス代・その他光熱費・水道代」が高いとわかります。

大きく差があるのは「その他光熱費」です。金額差の理由は「灯油ストーブ」の使用でしょう。

ガス・電気ストーブよりランニングコストが安いので、灯油ストーブを使う人が多くいるのです。

筆者のまわりでも灯油ストーブ派がほとんどでした。ちなみに筆者は、灯油を2週間に1回購入して、1ヶ月で5,000円程度でしたよ。

また、ガス代や水道代は、関東・全国に比べて500円程度のプラスです。理由は、ガスや石油ストーブの使用、あるいは湯船に浸かる回数の増加と考えられます。

北海道の夏は涼しい?冷房は不要?

北海道といえば「夏は涼しい」とイメージしますよね。実際筆者も、関東に引っ越して「北海道の夏は涼しい」と感じました。

気象庁のホームページから東京都と北海道を比較してみても、北海道のほうが5℃程度、夏の気温が低いことがわかります

6月平均気温7月平均気温8月平均気温
東京都区部21.9℃25.7℃26.9℃
北海道(札幌市)17.0℃21.1℃22.3℃

引用:https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

しかし、冷房がまったく不要なわけではありませんので、夏場はエアコンや扇風機も活躍します。

確かに関東よりは耐えられる暑さですが、筆者や友人も冷房をつけますし、店舗でもついていますよ。

北海道の寒さを対策できるおすすめ家電5選

北海道での一人暮らしにおすすめの冬対策家電を5つ紹介します。より快適な冬を過ごせるよう、今すぐに準備しておきましょう。

【山善】サーキュレーター YAS-KW132

山善のサーキュレーターの特徴は「小型でパワフル」です。デスクにも置けますし、10畳・14畳に対応していますから、一人暮らしのお部屋にピッタリでしょう。

サーキュレーターを使えば、暖かい空気を下に流せますから、暖かいお部屋にできますよ。

操作はシンプルで使いやすく、静音モードもありますから、「簡単に快適な温度にしたい」という方におすすめです。

サイズ【10畳対応】幅17cm×奥行き15.8cm×高さ24.2cm 
【14畳対応】幅18.5cm×奥行き21cm×高さ27.5cm
カラーホワイト
首振り固定・左右
電源電源コード式

【アイリスオーヤマ】ふとん乾燥機 シングルノズル FK-EC1-W

アイリスオーヤマのふとん乾燥機は、軽量・コンパクトで使いやすいシンプルなデザインが特徴です。

4種類の自動乾燥モードがあり、「あたためモード」で布団を暖めておけば、寒がることなくすんなりと眠りにつけます

布団の冷たさで眠れないこともありますから、ぜひ布団を暖めて、快適な睡眠をとってくださいね。

サイズ幅16cm×奥行き12.5cm×高さ36cm
カラーホワイト
機能自動乾燥モード・靴乾燥・時間設定
タイプネット通販限定モデル・デザインタイプ・旧モデル

【Levoit (レボイト)】加湿器

Levoit (レボイト)の加湿器は、内臓の湿度センサーで室内の湿度を正確に感知し、適切な湿度にしてくれます。

タンクは取り外して洗えますし、動作は非常に静かです。

暖房をつけていると乾燥で風邪を引きやすくなりますから、自動で適切な湿度にしてくれる加湿器を使って、健康も守りましょう。

サイズ1.8リットル・3リットル
カラー【1.8リットル】ホワイト
【3リットル】ホワイト・ブルー

【DeLonghi(デロンギ)】オイルヒーター ヴェルティカルド

DeLonghi(デロンギ)のオイルヒーターの特徴は「24時間タイマー」です。

運転開始時間と停止時間を設定でき、生活リズムに合わせて、毎日同じ時間に開始・停止ができます。

さらに「サーマルカットフィン」の機能や設計は、安全性を高まって安心です。

スタイリッシュなデザインですから、モダンな雰囲気のお部屋にマッチしますよ。

サイズ幅26cm×奥行き43cm×高さ65cm
カラーシダーグレー
対応畳数8〜10畳

【NITTO CERA】シャワーヘッド SHIN-ON

NITTO CERA(ニットーセラ)のシャワーヘッド SHIN-ON(しんおん)の特徴は、その形にあります。

SHIN-ONの形は「U字型」で、「U」の間に首を入れ、肩から暖かいシャワーに包まれるのです。

寒い日でも、湯船に浸かるのは面倒になりがちですよね。そんな日でもSHIN-ONなら、まるで湯船に浸かっているかのようにシャワーを浴びられます。

取り付けも簡単ですから、「面倒だけど、体の芯からしっかり温まりたい」という方におすすめです。

【U字型シャワーヘッド】SHIN-ON(しんおん)の口コミ・レビューまとめ 「SHIN-ON(しんおん)っていうU字型のシャワーヘッドが良いって聞いたけど、具体的に何が良いの?」と気になってはいませんか? ...

北海道の寒さを対策できるおすすめグッズ5選

北海道の一人暮らしで、寒さ対策におすすめのグッズを5つご紹介します。

【カーテンくれない】マジで貼るだけサーマルクロス

カーテンくれないの「マジで貼るだけサーマルクロス」は、名前の通り貼るだけの断熱カーテンです。

粘着テープで、設置したい場所に貼り付けるだけなので、誰でも簡単に取り付けられます。

断熱カーテンを使えば、外の寒さを部屋に入れないだけでなく、暖房費も節約できますよ。

サイズ【幅】30cm〜250cm
【丈】40cm〜250cm
カラーオフホワイト・シルバーホワイト
素材ポリエステル
タイプ遮光クロス

【USER(ユーザー)】スキマ風ストッパー 

USER(ユーザー)のスキマ風ストッパーは、ドアと床の間に挟むだけで、簡単にスキマ風をブロックできます。

素材は発泡ポリエチレンで柔らかいので、ドアのサイズに合わせて簡単にカット可能です。

スキマ風の対策をすれば、暖かい空気を逃がすことなく、節約にも繋げられるのでおすすめですよ。

サイズ幅9cm×奥行き3cm×高さ85cm
カラーブラウン
素材発泡ポリエチレン

【山善】ホットカーペット

山善のホットカーペットは、暖かくしながら空気もキレイにできる優れものです。

タバコ臭や生活臭、ペット臭を吸着・分解する「トリプルフレッシュ」で、気になるニオイにも対策できます。

スタンダード・省エネタイプの2種類で、省エネタイプには、室温に反応してカーペット温度を変える「室温センサー」が搭載されていますよ。

両方ともに、暖房面の切り替えやオートオフタイマー機能がありますから、省エネしながら暖まってくださいね。

サイズ【スタンダード】1畳・1.5畳・2畳・3畳
【省エネタイプ】2畳・3畳
カラーグレーブラック
素材ポリエステル
機能トリプルフレッシュ・6時間オートオフタイマー・ダニ退治機能

【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)】滑らんぞー

日本のアウトドアブランドCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の「滑らんぞー」は、日頃履いている靴に取り付けるスパイクです。

「滑らんぞー」があれば、雪道用の靴を買うことなく、いつもの靴のままで滑りにくくなりますよ。

滑って転ぶとは危ないですから、凍った道に慣れない間は「滑らんぞー」をつけて歩きましょう。

サイズ【M】23.5〜26.0cm
【L】26.0〜29.0cm
【Free SIZE】
カラーブラック
素材本体:エラストマ
ピン:鉄(亜鉛めっき)
台座:ポリプロピレン
タイプスタンダード・スリム・ハード・コンパクト
created by Rinker
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

【ベルメゾン】ふわふわマイクロファイバーのそのまま寝られる着る毛布

ベルメゾン「ふわふわマイクロファイバーのそのまま寝られる着る毛布」は、名前の通り、着たまま寝られるフワフワの毛布です。

毛布やブランケットというと、脚や背中にかけるものというイメージですが、毛布自体を着れば全身を暖められますよ。

裾を留められたり、ポケットがついていたりするので、日常生活の邪魔にもなりません。

お部屋の中どこでも暖かく過ごせるように、毛布を身に纏ってみてくださいね。

サイズ【着丈】約155cm・【袖丈】約55cm
カラーグレー
素材本体・背面部詰めもの:ポリエステル

まとめ:一人暮らしの北海道は寒さ対策必須!

今回は、冬の北海道の注意点や光熱費の高さ、寒さ対策ができる家電・グッズを紹介しました。まとめると下記の通りです。

冬の北海道は、寒さがゆえに危険があったり、光熱費が高かったりします。

しかし、ちょっとした工夫さえすれば、危険や費用を最小限に抑えて、過ごしやすい環境を作れますよ。

ぜひこの記事を参考にして、これからの北海道での生活を、より快適に楽しんでくださいね。