着る毛布は効果的?節約できる?4つの選び方やおすすめ6選を紹介

一人暮らしの冬。今日では特に、暖房費の高騰が悩みの種ですよね。

しかし、着る毛布を活用すれば、一人暮らしの光熱費を節約しながら暖かく過ごすことができますよ。

そこで今回は、着る毛布の節約効果やメリット、選び方について詳しく解説していきます。

ぜひ記事を最後まで読んで、これからの冬を快適に過ごしてくださいね。

以下の記事では、一人暮らしで取り入れたい寒さ対策やおすすめグッズをまとめています。

こちらも筆者の経験をもとに紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

https://hitorikagu.com/2023/10/01/samusataisaku/
目次

結構変わる!着る毛布の節約効果

着る毛布は部屋全体を暖めるよりも少ないエネルギーで体を温められるため、主に暖房にかかる電気代の節約につながります。

一般的に、部屋の設定温度を1℃下げることで、約10%の節電効果が期待できると言われています。

例えば、通常20℃設定の暖房を19℃に下げて着る毛布を使用すれば、快適に過ごしながら、10%暖房費を節約することが可能です。

長い冬の間、この効果を積み重ねれば、一人暮らしの家計に優しい結果となるでしょう。

着る毛布の節約以外の効果

着る毛布には、節約以外にもさまざまな効果があります。

着る毛布の効果
  • 体を直接包み込む
  • 軽量でコンパクト
  • 清潔さを保ちやすい

まず、体を直接包み込むので、ポカポカと暖かさを感じることができます。

洗濯機で洗えるタイプを選べば、手入れも簡単で、常に清潔な状態を保つことができるのもポイント。

また、着る毛布は軽量で動きやすいため、家事をしたり、リラックスタイムを過ごしたりする際にも便利です。

コンパクトに折りたたんで収納できるため、限られたスペースしかない一人暮らしの住まいでも場所を取りません。

このように、着る毛布は一人暮らしの生活を快適にサポートしてくれる頼もしいアイテムなのです。

より効果的に!着る毛布の4つの選び方

着る毛布をより効果的に使うなら、以下4つの観点から選びましょう。

着る毛布の選び方
  • 形(タイプ)
  • 着丈
  • 素材
  • 機能
  • つなぎ

形(タイプ)

着る毛布には、以下のようにさまざまな形があります。形によって使い勝手が変わってくるので、あなたの生活スタイルを考慮して選びましょう。

形(タイプ)メリットデメリット
ガウン・羽織るだけで脱ぎ着が簡単
・体型を選ばない
・家事中に脱げやすい
・首周りが空いて寒い
ボタン・暖かさが逃げにくい
・はだけにくい
・首周りや足もとが寒い
ポンチョ・かぶるだけで脱ぎ着が簡単・腕まわりの生地が邪魔
・足もとが寒い
ルームウェア・着ている状態で動きやすい
・部屋着にもなる
・服の上から着にくい
・部屋着にするなら複数必要
つなぎ・首から足もとまで暖かい
・動きやすい
・トイレでの脱ぎ着が面倒
・暑いとき調整しにくい

筆者は北海道で暮らしているとき、上記のなかで「ガウン・ボタン・つなぎ」タイプを使ったことがあります。

もっとも使い勝手がよかったのが「ボタンタイプ」で、やはり脱ぎ着のストレスが少なく感じました。

また、「つなぎタイプ」は部屋着としても使っていましたが、筆者はあまりおすすめしません。

トイレでの脱ぎ着に加え、朝の準備にも手間取ります。焦って脱ぎきれず、足の部分がひっかかって転んだこともありました。

この点、やはり「脱ぎ着のしやすさ」は、着る毛布のタイプ選びに重要ですね。

着丈

着る毛布の着丈は「動きやすさ」「保温性」の2つの観点で重要です。

着丈動きやすさ保温性おすすめの場面・人
ショート(上半身)家事で家の中を動き回る
ミドル(腰あたりまで)家事はするが特別動き回らない
ロング(足元まで)くつろぐ・デスクワーク

ショート丈(上半身を覆う)は上着のように着れるので、料理や掃除をするときでも問題ないでしょう。しかし下半身は温まりにくいです。

ロング丈(足元まで覆う)は筆者個人的にはおすすめで、特徴はショート丈の反対と考えてよいでしょう。

全身の保温ができますが、家事中にすそを踏んで転んでしまうおそれがあります。くるぶしあたりまで出る丈のものがおすすめですよ。

ショートとロングの間をとったミディアム丈(腰あたりまで覆う)は、着る毛布が初体験の方におすすめです。

しかし、とくに冷え性の方は足が冷えてしまうので、別でスリッパや靴下を履く必要があるでしょう。

以上、「動きやすさ」「保温性」の2つの観点から、あなたの生活スタイルや利用目的を考えて選んでくださいね。

素材

着る毛布は多くの場合、以下の素材でできています。素材によって特徴が異なるので、メリットとデメリットを押さえておきましょう。

素材メリットデメリット
フリース・保温性が高い
・乾きやすい
・毛玉ができやすい
・静電気が起きやすい
マイクロファイバー・保温性が高くむれにくい
・乾きやすい
・ほこりやゴミがつきやすい
フランネル・高級感があってオシャレ・洗濯方法の確認が必要
ポリエステル・縮みにくい
・軽量
・汚れがつきやすい

筆者個人的には、ポリエステル素材がおすすめ。扱いが楽だからです。

着る毛布を普段から着ていると、汚れはよくつくものなので、持ち運びや洗濯を楽にできるものが便利。

ポリエステル素材は、強度があって縮みにくいので、気にすることなく洗濯できますよ。

保温性を重視したい方は、フリースやマイクロファイバー素材がおすすめ。暖かさに加え、ふわふわモコモコの肌ざわりも楽しめます。

オシャレさを重視するならフランネル素材です。他の素材に比べて薄めではありますが、高級感のある素材なので、どこかリッチな気分で過ごせますよ。

機能

着る毛布には、以下のようにさまざまな機能が備わっています。

着る毛布の機能
  • ポケットつき
  • フード付き
  • ボタン付き(襟のみ・腰まで・足元まで)
  • チャック式
  • 袖ゴム付き
  • ハイネックにできる
  • 静電気防止
  • クッションにできる

筆者がおすすめしたいのは「ポケット付き」「クッションにできる」です。

ポケットがついていれば、小銭やスマホなど、ちょっとした物を入れられて便利。ポケットに手を入れて落ち着くのもよいですね。

クッションにできるタイプは、筆者が会社勤めのときにデスクで使っていました。

オフシーズンにはカバーに入れてクッションにし、腰の裏に置くことで、ふかふかで心地よく仕事できましたよ。

クッションとしての利用はお部屋でももちろんできます。収納もしやすくなるのでおすすめです。

また、家事をよくする方は、袖や裾にゴムが入っているものが良いでしょう。保温性はもちろん、腕まくりしやすかったり、転びにくかったりしますよ。

一人暮らしにおすすめの着る毛布6選

では、一人暮らしにおすすめの着る毛布6選をご紹介します。

あなたの生活スタイルや見た目の好みを、ぜひイメージしながらチェックしてくださいね。

【家具350】フードタイプ Mofua(モウファ)

おすすめの着る毛布1つ目は、家具350(サンゴーマル)のフードタイプ「Mofua(モウファ)」です。

フードやボタン、ポケットが付いているので、毛布を着ながらでも、家事や作業を問題なく進められます。

シンプルで派手さがないデザインですから、どのような方でも自然と着れるでしょう。

寒い日には頬が冷たくなることもあります。そのようなときは、ぜひフードをかぶって温まってくださいね。

サイズ展開Mサイズ(着丈110cm)
Lサイズ(着丈125cm)
カラーブラウン・アイボリー・ブラック・グレー・モカベージュ・
ダークネイビー・チャコールグレー・ローズピンク・
グレージュ・スモークブルー・星柄ネイビー・星柄グレー
素材ポリエステル100%

【RASIK】首元まであたたかい着る毛布

おすすめの着る毛布2つ目は、RASIK(ラシク)の首元まであたたかい着る毛布です。

この着る毛布は、体はもちろん、ハイネックで首まで温められる優れもの。

3WAYになっていて、襟を開いたりハイネックにしたり、さらには首元密着型にもできます。

首元は、寒い日にはなかなか温まりにくい箇所。RASIKの着る毛布なら、その日の温度によって使い分けて、最適な暖かさで過ごせますよ。

サイズ展開ショート丈(着丈85cm)
ロング丈(着丈120cm)
カラーブラウン・グレー・モカベージュ・
チャコールグレー・グレージュ
素材ポリエステル100%

【ビーナスベッド】吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー着る毛布

おすすめの着る毛布3つ目は、ビーナスベッドの吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー着る毛布です。

名前の通り、マイクロファイバー生地のふわふわな肌触りが特徴の着る毛布。

体温のコントロールにも役立ってくれて、湿気を吸収して熱に変換してくれます。

さらに、ふんわり軽く着れるので、日常生活の邪魔になることはありません。

また、洗濯ネットを使って丸洗いできるのも嬉しいポイントです。

サイズ展開Mサイズ(着丈110cm)
Lサイズ(着丈130cm)
カラーグレイ・ナチュラル・ブラウン・
アイボリー・ネイビー・ラベンダー
素材毛羽部分:ポリエステル100% 
グランド部分:ポリエステル67%・レーヨン33%

【ビーナスベッド】とろけるタッチの着る毛布

おすすめの着る毛布4つ目は、ビーナスベッドのとろけるタッチの着る毛布です。

使われている超極細繊維は、ストッキングに用いられている糸の「50分の1以下」。

この超極細繊維のおかげで、なめらかな肌触りとボリュームが実現しています。

体を温めてくれるだけでなく、癒しの時間も提供してくれるので、お部屋で着るのにピッタリの毛布です。

サイズ展開Mサイズ(着丈110cm)
Lサイズ(着丈130cm)
カラーオフホワイト・アッシュブラウン・ライトグレージュ・
サンドベージュ・チャコールグレイ・スモークグレー・
モープシャドー・コーラルピンク
素材ポリエステル100%

【リコメン堂】ワンピース毛布みのむしスタイル

おすすめの着る毛布5つ目は、リコメン堂のワンピース毛布みのむしスタイルです。

「みのむし」のような独特なデザインが特徴。くしゃっとした凹凸部分に空気を入れ込んで、温かさを保つためのデザインです。

さらに、サイズがフリーなので、さまざまな着方ができます。

腕を出してワンピースのように着ても良いですし、肩から覆って「みのむし」のスタイルも可能。

さらには、腰まで下ろしたマーメイドスタイルにもできます。

生活や仕事のさまざまな場面に合わせて使える、便利な着る毛布です。

サイズ展開フリーサイズ
カラーピンク・ベージュ
素材ポリエステル100%

【リコメン堂】ノルディック柄あったか着る毛布

おすすめの着る毛布6つ目は、リコメン堂のノルディック柄あったか着る毛布です。

オシャレなノルディック柄が施されている可愛らしいデザインが特徴。

袖がなく肩まで覆うスタイルなので、仕事や家事の邪魔にはなりませんよ。

開閉がチャック式なので、脱ぎ着がしやすいのも嬉しいポイントですね。

サイズ展開着丈:130cm
カラーグリーン・エンジ
素材ポリエステル100%・中綿:ポリエステル70%・レーヨン30%(吸湿発熱わた)

冷え性とおさらば!室内の寒さ対策グッズ

着る毛布以外にも、一人暮らしの冬を快適にするアイテムがあります。

一人暮らし歴8年の筆者が特におすすめしたいのは「こたつ」と「スリッパ」です。

こたつを置けば、暖房をつけなくてもある程度の暖かさで過ごせます。暖房をつける期間を短くできるので、節約にも繋げられますよ。

ただし、寒冷地に住む方は、暖房もつけなければ「寒い!」と感じるでしょう。

そして冬に困るのは、床の冷たさによる足の冷え。スリッパを履けば、足の冷たさを軽減できますよ。

筆者も足の冷えに悩んでいたので、内側がモコモコになっているスリッパを履いて過ごしていました。

以下の記事では、一人暮らしの部屋でこたつを使うメリット・デメリットや選び方を紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。

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まとめ:一人暮らしの冬を着る毛布で乗り切ろう!

この記事では、着る毛布の節約効果やメリット、選び方、そしておすすめの着る毛布をご紹介しました。

着る毛布を使えば、寒い冬場も暖房の温度を下げられるので、暖房費を抑えられます。

今日ではさまざまな着る毛布が販売されているので、ぜひ今回の記事を参考にあなたの好みや過ごしやすさで選びやすくなっていますよ。

この冬は、ぜひ着る毛布を使って、暖かく快適で節約もできる毎日を過ごしてくださいね。

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