「一人暮らしにはすのこベッドが良いって聞いたけど、具体的にどんなメリットがあるの?おすすめの商品は?」と気になっている人も多いですよね。
ベッドは頻繁に買い替えられるものではないので、ベッド選びは慎重に行いたいはずです。
そこで今回は、一人暮らしにすのこベッドがおすすめの理由や、すのこベッドを使うメリット・デメリット、おすすめのすのこベッドなどを紹介します。
あなたにぴったりのすのこベッドを部屋に取り入れられるよう、是非最後までご覧下さいね。
以下の記事では、一人暮らしにおすすめのコスパ最強ベッドをまとめています。
こちらも筆者の経験をもとに紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
https://hitorikagu.com/2023/09/24/bed_matome/すのこベッドの3つのメリット
すのこベッドの主なメリットは、以下の3つです。それぞれ詳しく解説していきます。
- 通気性が良い
- 布団もマットレスも使える
- 木の香りでリラックスできる
通気性が良い
すのこベッドのメリット1つ目は、通気性が良く、カビや臭いが発生しにくいことです。
寝ている間にかいた汗がマットレスや布団に吸収されて湿気がたまると、カビや臭いの原因になってしまいます。
しかし、通気性が良いすのこベッドならば、適度に湿気が放出され、カビや臭いの発生を防ぐことができます。
また、通気性が良いと夏でも涼しく快適に眠れるので、エアコンが苦手な人にも魅力的です。
以下の記事では、一人暮らしの湿気対策をまとめています。湿気が気になる部屋・地域で過ごす方は、ぜひ参考にしてください。
https://hitorikagu.com/2023/05/01/sikke/布団もマットレスも使える
すのこベッドのメリット2つ目は、布団もマットレスも使えることです。
通常のベッドはマットレスを使うことを想定して作られていますが、すのこベッドは布団にも対応しています。
折りたたみ式のすのこベッドの中には、布団を敷いたまま折りたたむと、そのまま布団を干せるような構造のものもあるほどです。
あなたの好みに合わせて柔軟に使えることも、すのこベッドの魅力の1つですね。
木の香りでリラックスできる
すのこベッドのメリット3つ目は、木の香りでリラックスできることです。
すのこベッドはヒノキやパイン材などの天然木で作られているものが多いので、豊かな木の香りを楽しむことができます。
また、木の香りに含まれているセドロールという成分には、睡眠効率を上げる働きがあるとされています。
ただ木の良い香りを楽しめるだけでなく、睡眠効率の向上にも役立つのが魅力的ですね。
すのこベッドの3つのデメリット
すのこベッドの主なデメリットは、以下の3つです。それぞれ詳しく解説していきます。
- 通気性が良いせいで冬は寒い
- 軋み音が気になる
- 寝心地が硬い
通気性が良いせいで冬は寒い
すのこベッドのデメリット1つ目は、通気性が良いせいで冬は寒いことです。
通気性が良いのは、カビや臭いの抑制という観点で見ると大きなメリットなのですが、冬は寒いというデメリットを生んでしまいます。
しかし、すのこベッドの下にラグやカーペットを敷いたり、暖房を使ったりすれば改善できるので、あまり大きなデメリットではないでしょう。
軋み音が気になる
すのこベッドのデメリット2つ目は、人によっては軋み音が気になることです。
すのこベッドは木材で作られているので、木材がしなったり触れ合ったりすると音が出ます。
しかし、強度が高いすのこ板や、衝撃吸収力が優れているマットレスを選んで使えば、音を大幅に抑えることが可能です。
寝心地が硬い
すのこベッドのデメリット3つ目は、敷いている布団やマットレスが薄いと、すのこの質感が伝わってしまい、寝心地が固くなってしまうことです。
厚みのある布団やマットレスを使えば問題ないので、すのこベッドを使う際は布団やマットレス選びに注意しましょう。
すのこベッドの種類・自分に合った選び方
一口に「すのこベッド」と言っても、実はたくさんの種類があります。そこで、以下の表にすのこベッドの種類とそれぞれの特徴をまとめました。
種類 | 特徴 |
フロアタイプ | 脚がなく床板(布団やマットレスを乗せる部分)が床に接しているタイプ。ベッドと天井までの空間が広いので、開放的な印象を作れる。 |
ロータイプ | フロアベッドをよく似ているが、床板が床に接していないタイプ。メーカーによってはフロアタイプと同じ種類として扱っていることもある。 |
ステージタイプ | フレームや床板が布団やマットレスよりも大きいタイプ。布団やマットレスの周りにスペースが生まれるので、ヘッドボードやサイドテーブルがなくても小物を置ける。 |
レッグタイプ | 脚が付いていて、ベッド下に空間があるタイプ。脚の長さによってはベッド下に収納を入れることもできる。 |
ヘッドレスタイプ | ヘッドボードがないタイプ。ヘッドボードがないことによりコンパクトにまとまっており、空間を圧迫しない。 |
折りたたみタイプ | 折りたためるタイプ。使わないときは折りたたんでしまっておけるので、狭い部屋に取り入れても邪魔になりにくい。 |
収納付きタイプ | ベッド下に収納が付いているタイプ。ベッドを置いている場所も収納として使えるようになるので、収納スペースが足りていない人におすすめ。 |
レザータイプ | フレームがレザー張りになっているタイプ。見た目がオシャレなので、インテリアコーディネートの幅を広げられる。 |
このように、すのこベッドにはたくさんの種類があり、それぞれに良さがあります。各種類の特徴を把握して、あなたに合ったすのこベッドを選びましょう。
また、あなたに合ったすのこベッドを選ぶ際は、種類以外にも以下の3つの観点から考えてみましょう。
- 材質
- 耐荷重
- サイズ
材質
すのこベッドを選ぶ観点の1つ目は、材質です。すのこベッドによく使われている素材は、桐やヒノキ、杉、パインなどです。
桐は熱伝導率が低いので、夏は熱くなりにくく、冬は冷たくなりにくいという特徴があります。ヒノキは、虫や菌への耐性があること、香りが良くリラックスできることが特徴です。
杉は柔らかい質感で、調湿性と耐久性が高いため、カビや虫への耐性が高いです。パインも柔らかい質感で、衝撃吸収力がありますが傷つきやすいことが難点です。
このように、材質ごとに特徴が異なるので、あなたがすのこベッドに求める性能を考えて選びましょう。
耐荷重
すのこベッドを選ぶ観点の2つ目は、耐荷重(どのくらいの重さに耐えられるか)です。
ここで注意しなければいけないのは、あなたの体重だけでなく、寝具の重さも加味して耐荷重を確認しなければいけないことです。
一般的に「自分の体重+30kg」以上の耐荷重があるすのこベッドを選ぶのが良いとされています。
耐荷重を超えた状態ですのこベッドを使用すると、ゆがみや軋みが生じやすくなるので気をつけましょう。
サイズ
すのこベッドを選ぶ観点の3つ目は、サイズです。一人暮らしの部屋は狭くなりがちなので、生活の邪魔にならないサイズを選びましょう。
なお、一人暮らしにおすすめなのはシングルかセミダブルです。このくらいの大きさであれば、一人暮らしの部屋に置いても邪魔になることはないでしょう。
以下にベッドサイズの一覧を記載するので、すのこベッドを選ぶ際に参考にしてみてください。
セミシングル | 195cm×70cm以上~98cm未満 |
シングル | 195㎝×98cm |
セミダブル | 195㎝×120cm |
ダブル | 195㎝×140cm |
クイーン | 195㎝×160cm |
キング | 195㎝×180cm |
また、折りたたみタイプのすのこベッドを選べば、少し大きめのサイズのものを選んでも問題ないでしょう。
一人暮らしにすのこベッドがおすすめな理由
一人暮らしにすのこベッドがおすすめな理由は、カビや臭いが発生しにくいからです。
一人暮らしをしていると、仕事やプライベートが忙しいときはマメに部屋の換気をしたり、ベッドの手入れをしたりすることが難しいですよね。
換気やベッドの手入れができないと、カビや臭いが発生する原因になってしまいますが、すのこベッドは通気性が良いので、カビや臭いが発生しにくいのです。
そのため、一人暮らしでマメに換気やベッドの手入れをする時間がない人には、すのこベッドがおすすめです。
一人暮らしにおすすめのすのこベッド5選
ここまでで、一人暮らしですのこベッドを使うメリットやデメリットなどをお伝えしてきました。
しかし、すのこベッドをネットで探すと沢山出てくるので、あなたに合った商品を選ぶのが大変ですよね。
そこで、一人暮らしにおすすめのすのこベッドを厳選して5つご紹介します。
また、これらの商品はAmazonや楽天ではなく、RASIKという家具のオンラインショップでのみ買える限定商品です。
パイン材すのこベッド『Aerus アエラス』
パイン材すのこベッド『Aerus アエラス』は、ベッドの高さを調節でき、ロータイプとしても、レッグタイプとしても使用できるすのこベッドです。
ヘッドボードはコンセントが2口付いているスマホスタンド型になっていて、ベッドで寝転がりながらスマホを操作することができます。
サイズはシングル・セミダブル・ダブルから選ぶことができ、耐荷重はシングルサイズで120kg、セミダブル以上のサイズだと200kgもあるので、安心して使うことができます。
ベッドでスマホを使うことが多い人には特におすすめのすのこベッドです。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 【ベッド部分】 シングル :72cm×196cm×19.5cm セミダブル:95cm×196cm×19.5cm ダブル :115cm×196cm×19.5cm 【棚部分】 シングル :97cm×11cm×66cm セミダブル:120cm×11cm×66cm ダブル :140cm×11cm×66cm |
カラー | ブラック・ホワイト・ブラウン・ナチュラル |
素材 | メラミン樹脂加工版・合板 |
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カントリー調ベッド『Ecruエクル』
カントリー調ベッド『Ecruエクル』は高さを3段階で調節できるすのこベッドで、最大で120×197×32cmもの収納スペースをベッド下に作ることが可能です。
ヘッドボードにはコンセントが2口付いていて、棚に奥行きがあるので、枕元に目覚まし時計や眼鏡などの小物を置くことができます。
また、サイズはショート丈セミシングル・シングル・セミダブルから選ぶことができます。
ベッド下に広い収納スペースが欲しい人にはイチオシのすのこベッドです。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 【ベッド部分】 ショート丈セミシングル:80cm×180cm×31~43cm シングル:97cm×197cm×31~43cm セミダブル:120cm×197cm×31~43cm 【棚部分】 シングル :80cm×10cm×82cm セミダブル:97cm×10cm×82cm ダブル :120cm×10cm×82cm |
カラー | ホワイトウォッシュ・ライトブラウン・ナチュラル |
素材 | パイン材 |
棚付きすのこローベッド 『Etany エタニー』
棚付きすのこローベッド 『Etany エタニー』はフロアタイプのすのこベッドで、天井とベッドの間の空間が広いので、一人暮らしの部屋でも開放的な空間を演出できます。
ヘッドボードはコンセントが2口ついていて、ティッシュ箱を置けるほど奥行きがあります。
また、メラミン樹脂加工板という素材が使われていて、水や傷、汚れに強く、耐久性が高いことも魅力的です。
ベッド下収納が必要なく、開放的な空間を作りたい人におすすめのすのこベッドといえます。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 【ベッド部分】 シングル :98cm×196cm×10cm セミダブル:121cm×196cm×10cm ダブル :141cm×196cm×10cm 【棚部分】 シングル :98cm×11cm×45cm セミダブル:121cm×11cm×45cm ダブル :141cm×11cm×45cm |
カラー | グレージュ・ヴィンテージブラウン・ストーングレー・ホワイト・ナチュラル・ブラック・ブラウン |
素材 | 合成樹脂化粧パーティクルボード、合板 |
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一枚板ヘッドボード フロアベッド
一枚板ヘッドボード フロアベッドはフロアタイプのすのこベッドで、ヘッドボードがパネル型(一枚の板でできていて、余計な機能はついていない)なので、スッキリとした見た目であることが特徴です。
サイズはシングル・セミダブル・ダブルから、色はブラック・ホワイト・ブラウン・ナチュラルの4種類から選ぶことができます。
ベッドに物を持ち込むことが少なく、ヘッドボードはシンプルで良いという人にピッタリのすのこベッドです。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 【ベッド部分】 シングル :102cm×196cm×10cm セミダブル:125cm×196cm×10cm ダブル :145cm×196cm×10cm 【ヘッドボード部分】 シングル :102cm×2cm×30cm セミダブル:125cm×2cm×30cm ダブル :145cm×2cm×30cm |
カラー | ブラック・ホワイト・ブラウン・ナチュラル |
素材 | 合成樹脂化粧パーティクルボード、合板 |
四つ折り 桐すのこベッド
四つ折り 桐すのこベッドはフレームやヘッドボードがなく4つ折りにできるので、コンパクトに収納できることが特徴のすのこベッドです。
サイズはシングル・セミダブル・ダブルから選ぶことができ、どのサイズでも1万円以下で購入できるコスパの良さが魅力的な商品です。
また、付属しているテープですのこを山なりに固定すると、手軽に布団を干すことも可能です。
他の商品と比べて圧倒的に価格が安いので、コスパを最優先したい人には特におすすめのすのこベッドです。
サイズ(幅×奥行き×高さ) | シングル :100cm×195~210cm×2.5cm セミダブル:120cm×195~210cm×2.5cm ダブル :1140cm×195~210cm×2.5cm |
素材 | 天然木(桐) |
すのこを取り入れたおしゃれワンルーム部屋実例
ここでは、すのこベッドを取り入れたオシャレな部屋の実例をご紹介します。家具レイアウトの参考にしてください。
「すのこベッドだと、安っぽい見た目になってしまうかもしれない」と不安に思うかもしれませんが、どの投稿もまったく安っぽさは感じられませんね。
むしろ、すのこベッドに合わせて他の家具の材質も木材に揃えられているので、全体的に統一感や木材の温かみがあるオシャレな空間を演出できています。
理想のイメージがあると部屋をコーディネートしやすくなるので、あなたが気に入った部屋を参考にすのこベッドを置いてみましょう!
すのこベッドと相性の良い雑貨・家具は?
すのこベッドはシンプルな見た目の商品が多いので、どんな雑貨や家具とも馴染みやすいです。ただ、特に相性が良いのはファブリック(布地や織物)の雑貨や、木材の家具です。
すのこベッドはフレームまで木材で作られているものが多いため、同じ木材で作られている家具と合わせると、空間に統一感が生まれます。
家具同士の素材や色合いを合わせると空間にまとまりが生まれるのは、インテリアコーディネートの基本なので、ぜひ取り入れましょう。
また、木材との相性を考えると、レザーよりはファブリックの雑貨のほうがよく馴染むでしょう。
まとめ:一人暮らしに最適なすのこベッド
今回は、一人暮らしにすのこベッドがおすすめの理由や、すのこベッドを使うメリット・デメリット、おすすめのすのこベッドなどを紹介しました。
一人暮らしだと、忙しいときはマメに部屋の換気をしたり、ベッドの手入れをしたりすることが難しいですよね。
そのため、通気性が良くカビや臭いが発生しにくいすのこベッドはとても魅力的な商品です。
ぜひ今回の記事を参考にして、あなた好みの快適な部屋を作っていきましょう。
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