DIY

賃貸の壁紙はDIYできる?メリット・注意点、綺麗な貼り方を紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「賃貸の壁紙ってDIYしていいのかな?デメリットはない?」と困っていませんか。DIYして元に戻せなくなったり、壁が汚れたりしたら大変ですよね。

壁紙を貼り付ける材質によって変わってくるため真っ先に思いつくのが「シール壁紙」ですが、ちゃんと自分で貼り付けができるか不安だと思います。

そこでこの記事では賃貸で壁紙をDIYするメリット・デメリット、1人でも壁紙を綺麗に貼るコツを詳しく解説しています。

壁紙ひとつで部屋の雰囲気がガラリと変わるので、賃貸でDIYをしたい人や部屋の模様替えを考えている方は必見です。

ぜひ最後まで記事を読んでいただき、自分だけの理想の空間を目指していきましょう。

賃貸で壁紙をDIYする3つのメリット・魅力

まずは一人暮らしの賃貸で壁紙をDIYする3つのメリットについて詳しくお伝えします。

賃貸で壁紙をDIYするメリット
  • 安価で壁紙を張り替えられる
  • 部屋の雰囲気が変わる
  • 賃貸オーナー側にもメリットがある

安価で壁紙を張り替えられる

賃貸で壁紙をDIYする1つ目のメリットは安価で壁紙を張り替えられることです。

内装会社や職人さんに壁紙の張り替えを依頼すると、壁紙の材料費と工賃でけっこうな出費になってしまいます。

それに対しDIYで壁紙を張り替えることができれば、費用を抑えることもできたり定期的に張り替えを考えるのであればかなりの節約にもなります。

部屋の雰囲気が変わる

賃貸で壁紙をDIYする2つ目のメリットは部屋の雰囲気をガラリと変えることができる点です。

自分が住む部屋である以上、自分好みの部屋にしたいと誰しもが思うところ。

そこで思いきって自分好みに壁紙を張り替えれば、新しい部屋に住んでいるかのような気持ちになって新鮮ですし、気分も上がってきます。

部屋に対して「何か物足りない・・・」と思っている方はぜひ壁紙を張り替えてみてください。

賃貸オーナー側にもメリットがある

賃貸で壁紙をDIYする3つ目のメリットは、賃貸オーナー側にもメリットがあるという点です。

意外と知られていませんが、賃貸の壁紙を張り替えることによって、賃貸オーナーが壁紙を張り替えなくて済みます。

壁紙は汚れや傷などがつきやすく、3年も経過すると必ずと言っていいほど張り替えが必要です。

そのため部屋を借りている側が壁紙を張り替えることによってオーナーは維持費を抑えることにつながるため、メリットと感じる場合があります。

ただし、この後解説しますが、壁紙を張り替える際には賃貸オーナーの許可を得る必要があるうえ、契約内容によっては原状回復が必要なため注意しましょう。

賃貸の壁紙をDIYする3つのデメリット・注意点

賃貸の壁紙をDIYするデメリットを3つお伝えします。注意点とも言えることなので、しっかりと押さえておきましょう。

賃貸の壁紙をDIYするデメリット
  • 剥がれやすい・剥がしづらい場合がある
  • 賃貸オーナー側の承諾が必要
  • 原状回復可能な方法で張り替える必要がある

剥がれやすい・剥がしづらい場合がある

賃貸の壁紙をDIYするデメリットの1つ目は、商品によって壁紙が剥がれやすかったり、剥がしづらい場合があることです。

基本的に壁紙を貼り付けるときは糊やテープといった素材で貼り付けます。

しかし壁紙の粘着が弱いと剥がれやすかったり、逆に強いと剥がす際に壁に汚れや跡がついてしまう恐れがあります。

対処法として剥がれやすい場合には糊を準備したり、剥がしづらい場合においてはへらを使うなどして慎重に剥がすようにしましょう。

賃貸オーナーの承諾が必要

2つ目の賃貸の壁紙をDIYするデメリットは、賃貸オーナーの承諾が必要なことです。

先ほど解説したオーナー側にもメリットがあることと関連がありますが、契約内容によって条件があることを忘れないようにしましょう。

DIY物件という入居時と同じ状態で返す必要のない物件であれば問題ありません。

しかし、基本的な物件は許可を得て壁紙を張り替え、退去時には元通りにして返す必要があります。

また元から壁紙張り替えを禁止している物件もあります。そのため許可なく壁紙を張り替えたことがバレた時に損害賠償を請求される恐れがあります。

知らなかったでは済まされないので、賃貸オーナーや管理会社の承諾を得て大丈夫であることを確認してから張り替えるようにしましょう。

原状回復可能な方法で張り替える必要がある

3つ目の賃貸の壁紙をDIYするデメリットは、原状回復可能な方法で張り替える必要があるということです。

多くの賃貸物件で原状回復義務という退去時に入居時と同じ状態で返さなければいけない義務があります。

契約内容によっても変わるので契約書や管理会社等への確認をしておきましょう。

そのため、貼り付けやすく剥がしやすい壁紙を用いて貼り替えをする必要がありますよ。

関連記事:賃貸の壁に画鋲を刺してもOK?代用品やおすすめ画鋲も紹介

壁紙の種類をまとめて紹介!素材によって特徴がある

実は壁紙に使われている素材によってそれぞれ特徴があります。そこで代表的な6つの素材を紹介しますので、購入の際の参考にしてくださいね。

今回紹介する6タイプの壁紙の特徴・メリット・デメリットは下記の通りです。

素材特徴メリットデメリット
プリントタイプと凹凸加工環境・健康面で安全ビニールが含まれる可能性あり
織物艶感がある高級感があるホコリがつきやすい
火に弱い
ビニールカラーが多い安価で耐久性があるホルムアルデヒドを使用
オレフィン汚れに強い
傷がつきにくい
デザイン性が高い
掃除しやすい
高価
木材木材室のような壁紙温もりがある高価
無機質デザインがさまざま比較的安価掃除が面倒

紙クロス

1つ目は紙クロスです。この壁紙は特に欧米で使われることが多いため、日本にも輸入商品が多数存在します。

凹凸のあるエンボス加工のタイプと、プリントタイプの2種類がメジャーで、原材料として木材を使用するものであれば、環境面や健康面において安心安全な壁紙ですよ。

注意点としてビニール素材が含まれている壁紙もあるため、デザインが好みでも素材が思っていたのと違ったりする場合があります。購入前によく確認しましょう。

織物クロス

2つ目は織物クロスです。別名クロスとも呼ばれていて、素材は主に綿や麻といった自然由来の材料を使用するものもあれば、化学繊維でてきた壁紙もあります。

この壁紙の特徴は艶感があるため、部屋全体に高級感を出すことができたり、水に強く頑丈な面も持ち合わせています。

デメリットを挙げるとホコリが付着しやすい、防火性に優れないのでキッチンのような火を使う場所には不向きといった点が挙げられます。

これらの点を踏まえると、ホテルライクな高級感のある落ち着いた雰囲気の部屋にしたい方におすすめの壁紙と言えますね。

ビニールクロス

3つ目はビニールクロスです。この壁紙は日本においてほとんどの住宅で使われており、ビニールという素材から加工がしやすい為たくさんのカラーを取り扱っているのが特徴です。

安価で耐久性もあり、汚れも落としやすいという魅力があります。

アレルギー反応を起きる可能性がある「ホルムアルデヒド」という物質が使われているため、人によっては注意が必要です。

アレルギーの心配がない人や張り替えの費用をできるだけ安く抑えたい人、豊富なデザインの中から壁紙を選びたい方にはおすすめの壁紙です。

オレフィン素材の壁紙

4つ目はオレフィン素材という素材の壁紙です。あまり聞いたことのない名前ですが、「オレフィン」とはいわゆるプラスチックの一種になります。

ビニールクロスと近い性質があり、ホコリや手垢といった汚れに強く、傷もつきにくいという特徴を持っています。

しかしオレフィン素材はビニール素材の壁紙に比べると価格が高く、張り替えの費用が他の素材の壁紙に比べても高くなるでしょう。

デザイン性の高さや掃除のしやすさは定評があるので、機能性で壁紙を選ぼうとしている方はおすすめの壁紙となっています。

木材質の壁紙

5つ目は木材質の壁紙です。この素材はその名の通り、木材質のような基調の壁紙となっています。

この壁紙には2つの種類があって、銘木タイプといった木目のデザインと、コルクタイプがあります。

この素材の壁紙にするメリットとして、温もりのある雰囲気の部屋にできる点が挙げられます。アクセントとして部分的に取り入れるだけでもおしゃれな空間に早変わりしますね。

一つ懸念する所としては価格が高いことが挙げられます。

しかし他の壁紙と組み合わせることでスタイリッシュさが増すのでこれを機に一度試してみるのもいいかもしれません。

無機質の壁紙

6つ目は無機質な質感の壁紙で、良く和室などの壁で見かけるザラザラした素材の壁紙です。

無機質系の壁紙は、自然由来の石や土などを原材料としているので地球に優しく、リサイクルで作られた壁紙も存在します。

自然由来を生かした個性的なものからオーソドックスなものまで、様々なデザインが揃っていることも特徴ですよ。

無機質系の壁紙は比較的安価で購入できますが、その分安っぽく見えたりすることがあったり掃除等の手入れが大変だったりします。

和風テイストな部屋にしたい方、ビニールとは違った素材の壁紙を味わいたい方にはおすすめの壁紙ですね。

一人暮らしの賃貸におすすめの壁紙5選

壁紙のタイプについて見ていきましたので、続いて一人暮らしの賃貸でおすすめの壁紙を5つご紹介します。

簡単に貼って剥がせるタイプの壁紙を厳選して紹介しますので、購入する際の参考にしてくださいね。

【NIJYUAPU】リメイクシート

無地でシンプルなデザインの壁紙であるこの商品は、DIY初心者でも扱いやすく専門知識がなくても張り替えることができます。

裏面はシールタイプとなっており、粘着剤にこだわっているので簡単に貼り付けができたり剥がす際にも粘着剤が残ることはありません。

掃除がしやすく汚れをすぐに拭き取れるため、キッチンやトイレなどの様々な場面で使用できます。

材質
つるつる壁紙(ホワイト・ブラック・ピンク)ツヤ消し無地(ホワイト・ブラック)透明
サイズ幅60cmx長さ10m 厚さ約0.21mm

【Isdy】壁紙シール

ナチュラルでおしゃれな木目のデザインであるこの商品。Isdyは日本のメーカーで、厳密に検品検査をしているため品質が良いです。

また壁紙は防水加工を施してあるため汚れがついた時も簡単に拭いて汚れを落とすことができます。

そして裏面は方眼線があるので綺麗に切りやすいのも魅力で、好きなサイズにカットできます。

材質ポリ塩化ビニル
色・デザインナチュラル・木目
サイズ幅45cm×長さ10m厚さ約0.1mm

【VANISA】壁紙シール

この壁紙は「普通の見た目の壁紙では飽きるな」と思っている方におすすめの商品となっていて、部屋の雰囲気をガラッと変えたいと思っている方はぜひ候補に入れておきたいところ。

この壁紙も防水性や防油性、耐熱性や耐油性にも優れているのでタオルで簡単に拭き取ることができます。

実用性と高級感を兼ね揃えたどの場所でも使える壁紙ですので、非日常感を味わいたい方は購入したい1品です。

材質
黒&ブラウン
サイズ幅45cm×長さ5m 厚さ約0.13mm

【Dream Sticker】リメイクシート

こちらの壁紙は大理石柄の鮮やかな模様、自然な光沢があり発色性に富んでいます。一般的なリメイクシート違ってビニール感がないことが特徴です。

また表面に凹凸の加工が施されているので質感がとてもリアルなものとなっています。剥がす際も綺麗に剥がせるため賃貸の壁紙でも安心して使うことができます。

エアフリー構造という接着面に筋が入っているため張り替え初心者でも気泡が入ることなく綺麗に貼ることができるため非常におすすめです。

材質ビニール・紙
ベージュ(ツヤなし)
サイズ幅50cm x長さ4.3m厚さ約0.01mm

【Homya】壁紙シール

この商品は無地のシンプルな壁紙で、16種類もの豊富なカラーバリエーションがあります。素材は環境にやさしいPVC(ポリ塩化ビニール)素材で作られています。

無地でシンプルな壁紙のため「安っぽくなってしまうのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、しっかりとした生地のため安っぽく感じさせずに部屋全体が明るくすることができるのでおすすめです。

豊富な色を取り揃えているので、家具とのバランスを合わせてカラーリングを決めたい時に最適の商品ですね。

材質PVC
全16種
サイズ幅45cmx長さ5.5m厚さ約0.2mm

1人でも壁紙を綺麗に貼るコツ

おすすめの壁紙をお伝えしましたが、ここまでお読みいただいた方は「壁紙については分かったけど、自分ひとりでうまく貼れるのかな・・・」と不安になっているでしょう。

そこで1人暮らしでも壁紙を綺麗に貼れるコツを紹介します。

1人で綺麗に壁紙を張り替えるには、強引に手作業で剥がしたり貼り付けたりせずに専用の道具を使って張り替えることです。

道具を使うことによって、貼ってあった壁紙の剥がし跡を取ることができたり、壁紙に気泡が入るのを防げたりします。

メリットが大きいので、必ず壁紙を張り替える道具を使いながら作業しましょう。

壁紙を張り替える際に用意しておきたい道具を詳しくお伝えします。

壁紙を綺麗に貼るために揃えておきたい道具

先程壁紙を綺麗に貼るコツを紹介しましたが、実際に壁紙を貼る時に必要な道具が分からないと困りますよね。

そこで壁紙を綺麗に貼るために揃えておきたい道具を紹介します。しっかりと揃えてシワのない綺麗な壁紙にしましょう。使用する道具は以下の通りです。

壁紙をキレイに貼るために必要な道具

上記では壁紙を貼り付ける際に持っておきたい道具です。また、下記で糊付けが必要な場合に揃える道具も紹介します。

糊付けが必要な場合

「揃える道具が多くて大変そうだな・・・」と思う方もいるかもしれません。

ですがここで紹介した道具を揃えれば壁紙を綺麗に貼ることができますので、必要に応じて揃えるようにしましょう。

また一つ一つ揃えるのが面倒だなという方はセットになった商品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ:賃貸で壁紙はDIYできる!自分だけの部屋に!

今回は賃貸の壁紙はDIYできるのか、メリットや注意点、一人で綺麗に壁紙を貼るコツなどを解説しました。

壁紙を選ぶ際には様々なデザイン・素材がありますので、自分に合ったものを確認しましょう。また、専用の道具を使うことで初心者でも失敗のリスクを抑えて壁紙をDIY出来ます。

この記事を参考に気に入った壁紙を取り入れて、よりオシャレな雰囲気の部屋を目指しましょう。