パパサンチェアは、快適さとデザイン性を両立してくれる家具。
しかし、パパサンチェアに興味はあるものの、「部屋に合うのか」「高すぎて後悔しないか」といった不安もあるでしょう。
本記事では、パパサンチェアの魅力とデメリット、そして一人暮らしでの選び方について詳しく解説します。
この記事を読むことで、あなたのライフスタイルに合ったパパサンチェアを選び、くつろぎと個性を兼ね備えた理想の空間を作り上げられるでしょう。
以下の記事では、一人暮らしにおすすめの椅子・チェアをまとめています。
こちらも筆者の経験をもとに紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
https://hitorikagu.com/2023/10/01/isu_matome/そもそもパパサンチェアってどんなインテリア?
パパサンチェアは、1970年代に流行し、現代のインテリアシーンで再注目されている特徴的な椅子です。
丸みを帯びた大きなボウル型の座面と細い脚部が特徴的で、主にラタンといった天然素材で作られ、自然な風合いと軽量性を兼ね備えています。
クッションを追加することで快適性をさらに高められ、リビングルームやベッドルーム、書斎などの空間に馴染みます。
現代のインテリアトレンドにおいて、快適性とスタイルを両立させる魅力的なインテリアなのです。
パパサンチェアの快適さは、ナチュラルテイストのお部屋にピッタリ。
以下の記事では、ナチュラルテイストの魅力や実例、おすすめのインテリアをご紹介しています。ぜひご覧ください。
パパサンチェアはどんな人におすすめ?
パパサンチェアは、リラックスした雰囲気と個性的なデザインを求める方におすすめです。
特に、快適性とスタイルの両立を重視する方や、限られたスペースを有効活用したい方に適しています。
具体的には、以下のような人々にパパサンチェアがおすすめです。
- リラックス重視
- インテリアデザインにこだわる
- 自然素材が好き
- 多目的な使用を求める
パパサンチェアは、深い座面と包み込むような形状が、ゆったりとくつろぐのに最適です。
インテリアとしてのオシャレさを大事にしつつ、快適さも重視したいという方は、ぜひ一度パパサンチェアを取り入れてみてください。
一人暮らしでパパサンチェアを使ってみて感じた魅力
筆者が実際にパパサンチェアを使ってみて感じた最大の魅力は「ゆったり落ち着いてリラックスできる」です。
これまでソファや座椅子も使ってきましたが、姿勢や大きさの面で、どうしてもくつろぎきれない感覚でした。
そこでパパサンチェアを購入してみました。サイズは座面が直径100cmのものです。
身長155cmの筆者の場合、このサイズで体がすっぽり収まって安定感バツグン。包まれているような感覚で自然とリラックスでき、気づいたら眠ってしまっていました。
また、パパサンチェアを1つ置くだけでオシャレ上級者な印象の部屋になりました。置いてあるだけで気分が上がるので、買ってよかったと感じました。
ただし、デメリットでもある「移動しにくい」は筆者も感じた点です。大きさ・重さがあるので、少し配置を変えたいだけでも重労働。
他の購入者のコメントに「100均の滑りやすいシールを貼ったら移動がしやすかった」とあり、その手があったか!と驚きました。
そして、オシャレで存在感があるからこそ、汚れたりゴミが入ったりしないか心配になります。
そこで筆者は、座面とクッションの間に大きめの布をかけて、座面が汚れないようにしました。
お部屋のテイストに合った布を使えば雰囲気も出るのでおすすめです。
パパサンチェアを買おうかどうか迷っている方は、安い買い物ではないですが、ぜひ一度お部屋に取り入れてみてください!
【後悔?】パパサンチェアの3つのデメリット
パパサンチェアは魅力的なインテリアですが、以下3つのデメリットもあります。
購入してから後悔しないためにも、これらのデメリットをしっかりと押さえておきましょう。
- サイズと収納の問題
- 耐久性の懸念
- 価格面での負担
サイズと収納の問題
パパサンチェアの特徴である「丸みを帯びた大きな座面」は、同時にデメリットにもなります。
パパサンチェアは一般的な椅子と比べてスペースを取るため、小さな部屋や狭いスペースでは使いにくい場合があります。
サイズに関する具体的な問題点は以下の通りです。
- 設置スペースの制限
- 移動の不便さ
- 収納の困難さ
平均的なパパサンチェアは直径約1メートル程度あり、小さな部屋では他の家具との配置バランスが取りにくくなります。
サイズが大きいため、模様替えや掃除での移動が不便です。
さらに、使用しないときの収納が難しく、常に部屋の一角を占有してしまいます。設置場所や収納場所を工夫しなければ、生活動線の邪魔にもなるでしょう。
サイズや収納の問題は、とくに一人暮らしや狭い賃貸住宅に住む人にとって大きな問題になります。
パパサンチェアを置くスペースが充分か確認し、部屋のレイアウトも工夫しましょう。
耐久性の懸念
パパサンチェアの多くは、ラタンのような天然素材で作られています。
天然素材は美しい風合いを持つ一方で、耐久性に以下の懸念があります。
- 素材の劣化
- 構造の弱さ
- メンテナンスの必要性
天然素材は、日光や湿気にさらされると、劣化して色あせや割れが生じます。設置場所には充分な注意が必要です。
また、頻繁に使ったり体重の過度にかけたりすると、フレームが歪んで破損する恐れがあります。
長期間美しく快適に使用するためには、パパサンチェアを適切に使いながら、定期的なクリーニングやメンテナンスが必要です。
価格面での負担
パパサンチェアは、その独特のデザインや素材の特性から、一般的な椅子と比べて高価格帯であることが多いです。
価格に関する具体的な問題点は以下の通りです。
- 価格が高め
- 付属品の追加でより費用がかかる
- コストパフォーマンスが悪くなる可能性
品質の良いパパサンチェアは1万円から10万円以上することもあり、一般的な椅子と比べて高額です。
クッションやカバーといった、快適に使用するための付属品を購入すれば、さらに費用がかかります。
この金額と使用頻度や耐久性を考慮すると、結果的に「コスパが悪かった」と感じる可能性もあります。
後悔しないためにも、予算や使用頻度、部屋のレイアウトを充分に考慮して購入してください。
一人暮らしでのパパサンチェアの選び方
一人暮らしの空間にパパサンチェアを取り入れる場合、重要なのは、サイズや機能性、デザイン、耐久性、そして予算で、これらを考慮すれば快適で魅力的な空間を作りだせます。
今回は、一人暮らしでのパパサンチェアの選び方を、以下3つに大きく分けて紹介します。
- サイズと機能性
- デザインと耐久性
- 予算
サイズと機能性
一人暮らしの部屋では、スペースの有効活用がとくに重要です。
パパサンチェアを選ぶときは、部屋のサイズとチェアの機能性の両方をバランスよく慎重に検討しましょう。
サイズと機能性に関する選び方のポイントは以下の通りです。
- 部屋のレイアウトや動線に問題がないか
- チェアの機能は充分か
- 収納や移動がしやすいか
パパサンチェアは一般的な椅子よりサイズが大きいですから、設置場所の広さや動線を確認して適切なサイズを選びましょう。
一般的に、直径80cm以下のコンパクトなモデルが一人暮らしに適しています。
また、リクライニング機能や回転機能がある多機能モデルを選べば、限られたスペースでも使用の幅が広がります。
そして収納や移動の可否やしやすさも重要な視点です。
折りたたみ可能なモデルや、軽量で移動しやすいタイプを選んで、片付けや掃除、模様替えの労力を減らしましょう。
たとえば窓際に置く場合、日光を遮らない程度のサイズで、かつリクライニング機能付きのものがおすすめです。
空間を広く使いながらも、読書やリラックスに最適な部屋を作れます。
デザインと耐久性
一人暮らしの空間では、比較的大きめサイズのパパサンチェアが部屋の印象を大きく左右しますから、デザインの選択は重要です。
同時に、長期間使用することを考えると、耐久性も重要な要素となります。
デザインと耐久性に関する選び方のポイントは以下の通りです。
- インテリアと合っているか
- 耐久性も充分な素材か
- フレームに強度があるか
- カバーがついているか
存在感のあるパパサンチェアがインテリアに合っていないと、浮いてしまって空間のバランスが崩れます。
家具や壁紙との色合いや雰囲気を崩さないよう、調和のとれたデザインを選びましょう。
また、長く使用するためには、素材やフレーム、カバーの有無の確認も重要です。
天然素材はデザイン性が高く美しいですが、耐久性を重視したい方は合成素材のチェアがおすすめです。
取り外し可能なカバーがついているチェアなら、清潔な状態を保てるので、より長い期間使用できます。
たとえば、モダンテイストの部屋の場合、シンプルなデザインで合成素材を使用したチェアを選べば、耐久性とインテリアとの調和を両立できます。
予算
パパサンチェアは一般的な椅子より高額な傾向にあります。ですから、価格や購入時期を考慮して、適切に予算を組みましょう。
予算に関するポイントは以下の通りです。
- 価格帯の把握
- セール時期の活用
- 中古品の検討
- 保証やアフターサービスの有無
一般的なパパサンチェアの価格帯は1万円から10万円以上まで幅広くあります。
あなたが気に入ったパパサンチェアをリストアップしながら、予算も考慮して、購入する価格帯を決めましょう。
できるだけ費用を抑えて購入したい場合、セールを活用したり、中古品を検討したりしましょう。
とくにオンラインショップの場合、初回利用やセール時期限定のクーポンが配布されていることがあります。
気になったショップでメルマガや公式LINEの登録をして、お得な情報を見逃さないようにするとよいですね。
また、保証とアフターサービスが充実しているかどうかも重要です。
サポートが充実していれば、長期的な視点でコストを抑えられますから、結果的にコスパのよい買い物になります。
たとえば予算が3万円の場合、セール時期を狙って通常5万円程度のチェアを検討するとよいでしょう。
中古品を探す場合は、後悔のないように出品者と密に確認をして、品質の良いパパサンチェアを選んでください。
一人暮らしにおすすめのパパサンチェア5選
では、一人暮らしにおすすめのパパサンチェアを5つ紹介します。
【家具350】籐製パパサンチェア Breeze(ブリーズ)
家具350(サンゴーマル)の籐製パパサンチェア Breeze(ブリーズ)は、天然素材のラタンをフレームに使用しており、アジアンリゾートのような雰囲気を感じられるチェアです。
クッション部分は直径100cmと一人で座る分にはかなり余裕のあるサイズで、体全体がしっかりと包まれるような包容力が魅力的です。
座面と土台は取り外して、自分の好みの角度に調整可能。
自宅でアジアンリゾートのようなリラックスタイムを過ごしたいという方はぜひ取り入れてみましょう。
サイズ | 幅100cm×奥行88cm×高さ75cm(座面高40cm) |
カラー | ベージュ・ライトグレー・ダークグレー・ブラック・オリーブ |
素材 | 籐(ラタン)・クッション |
リゾートチェア Kaglab(カグラボ)
リゾートチェア Kaglab(カグラボ)は、土台部分がラタンに覆われた、ころんと丸みのあるデザイン。
土台に座面を乗せるだけなので、好みの角度で使用できて快適に過ごせます。
付属のクッションは直径約110cm。チェアとしてはもちろん、並行に近い角度にすればデイベットとしても使えますよ。
サイズ | 幅100cm×奥行100cm×高さ80cm(座面高42cm) |
素材 | 【本体】ウォーターヒヤシンス・ラタン(籐) 【張り材】ポリプロピレン100% 【クッション材】ウレタンフォーム |
パーソナルチェア NC883DB
パーソナルチェア NC883DBは、座面の直径が80cmの小ぶりタイプ。
一人暮らしの部屋でも置きやすいサイズ感なので、お部屋のレイアウトも考えやすいです。
土台部分はフレームに間が空いていて、存在感を出しながらも涼しげな印象を与えます。
サイズ | 幅80cm×奥行80cm×高さ50cm(座面高32cm) |
素材 | 【本体】ラタン(籐) 【張り材】ポリエステル100% 【クッション材】ポリエステル |
回転式パパサンチェア Repos(ルポ)
回転式パパサンチェア Repos(ルポ)の大きな特徴は回転式であること。
座面の回転ができないパパサンチェアが多くある中、Reposなら自由度高く利用できます。
座面のサイズは直径約100cmなので、ストレスフリーに使えるよう、パパサンチェアのまわりに空間を作ってあげるとよいですね。
組み立ての動画が見られることも嬉しいポイントです。
サイズ | 幅100cm×奥行100cm×高さ67cm(座面高32cm) |
カラー(クッション) | 【土台】ブラック・ブラウン 【クッション】ベージュ・インディゴ |
素材 | 記載なし |
ラタンパパサンチェア マシュー
ラタンパパサンチェア マシューは、ダークブラウンの座面・土台部分とクッションのデニムが涼しげな印象を与えます。
ナチュラルテイストやアジアン風だけでなく、ヴィンテージ風や西海岸風のお部屋にもピッタリです。
また、クッションにはズレ防止のリボンがついていますから、ストレスフリーに利用できますよ。
サイズ | 幅90cm×奥行80cm×高さ75cm(座面高40cm) |
カラー(クッション) | ブルー |
素材 | ラタン・コットン・レーヨン |
パパサンチェアを取り入れた部屋実例
パパサンチェアのある部屋は、実際はどのような雰囲気なのでしょうか?
今回はInstagramの投稿から、パパサンチェアを取り入れた部屋の実例をご紹介します。
どのようにしてあなたのお部屋に取り入れるか、ぜひイメージしてみてください。
まとめ:パパサンチェアで一人暮らしの部屋をゆったり空間に!
この記事では、パパサンチェアを実際に使った感想や選び方、おすすめのパパサンチェアを5つ紹介しました。
1つあるだけでお部屋の雰囲気をガラリと変えてくれるパパサンチェア。ゆったりとリラックスできる自分だけの空間を作りたい方におすすめです。
ただし、サイズや耐久性、費用の面でデメリットもあります。購入するときは、使用目的や設置場所、予算を充分に考慮しましょう。
他人とは違ったオシャレで優雅なお部屋づくりをしたい方は、ぜひパパサンチェアを取り入れてみてくださいね。
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