「毎日の疲れやストレスを、その日のうちに発散したい」と考えたとき、まずイメージするのが「お風呂でのリラックス方法」ですよね。
しかし、自宅のお風呂で何をすればリラックスできるのか、具体的にわからず、実践できないのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅のお風呂でできるリラックス方法を7つ厳選してご紹介します。
7つの方法は、筆者が試して「効果があった!」と感じたものです。ぜひあなたも今日から始めてみてくださいね。
以下の記事では、入浴とシャワーのメリット・デメリットをまとめています。
こちらも筆者の経験をもとに紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
一人暮らしにおすすめ!お風呂のリラックス方法7選
お風呂でできるリラックス方法を具体的にお伝えしていく前に、まずは、お風呂の温度と入浴時間についてお伝えします。
リラックスするには、副交感神経の刺激が必要。この刺激には、38〜40度のぬるめのお湯で、20分程度の入浴が効果的とされています。
温度が高すぎてはすぐのぼせてしまいますし、長く入浴すれば良いわけでもありません。
ですから、温度は「38〜40度」、時間は「20分程度」を基本としてくださいね。
では、一人暮らしのあなたにオススメしたい、お風呂でできる7つのリラックス方法をご紹介します。
- 入浴剤やアロマオイルを入れる
- アロマキャンドルを灯す
- 照明を暗くする
- 音楽を聴く
- 読書や動画視聴をする
- ヘッドマッサージをする
- 簡易サウナを作る
お風呂でのリラックス方法1:入浴剤やアロマオイルを入れる
お風呂でできる1つ目のリラックス方法は「入浴剤やアロマオイルを入れる」です。
やり方
浴槽に、お気に入りの入浴剤やアロマオイルを入れましょう。
お湯をはるタイミングで投入すれば、入浴するときには浴室が心地よい香りで満たされますよ。
入浴剤やアロマオイルを選ぶときは、香りやお湯の肌触り、効果で選ぶのがオススメ。
とろみが出るタイプなら肌の乾燥を防ぎやすいですし、炭酸タイプなら疲労回復に効果的です。
メリット
入浴剤やアロマオイルを入れるメリットは、なんといっても「手軽に試せること」でしょう。
この方法なら、数百円~数千円で始められますし、物の管理に気を遣うこともありません。
また、入浴剤もアロマオイルも、数種類セットのものがあります。
「どの香りがいいかな」と迷っている方でも、気軽にさまざまな香りを試せるので、手軽に始められるでしょう。
注意点
「入浴剤やアロマオイルを入れる」方法の注意点を、入浴剤とアロマオイルに分けてお伝えします。
まず、入浴剤を入れる場合は、追い焚きで浴槽や配管を傷つける可能性があることです。
以下を含む入浴剤を使うなら、追い焚きはせずに、新たにお湯をはるようにしましょう。
また、お風呂から上がったら、速やかにお湯を抜くことを推奨します。
- 塩や硫黄、塩化ナトリウム
- 酸化チタン、炭酸カルシウム
- 食物(ゆずやみかんなどの果実)
続いて、アロマオイルを入れる場合は、肌質によっては刺激を感じる可能性があります。
アロマオイルは言葉通り「油」で水に混ざらず、肌に直接オイルがついてしまいます。
そのため、肌質によっては、かぶれや痒みが生じる原因になるのです。
日頃、化粧品やクリームなどで刺激を感じやすい方は、アロマオイルの使用は避けた方が良いでしょう。
オススメの人
入浴剤やアロマオイルを入れてリラックスする方法は、以下の人にオススメです。
- 手軽にリッチなお風呂時間を作りたい
- 温泉に入っている気分になりたい
- 落ち着く香りが好き
この方法なら、毎日のお風呂が手軽にワンランク上のリッチな時間に変わりますよ。
たとえば、檜(ひのき)の香りなら、自宅の浴槽で気軽に温泉気分を楽しめるでしょう。
他にも、ラベンダーやイランイラン、柑橘系の香りはリラックスにうってつけです。
また、ミルクタイプの入浴剤を使えば、お湯にとろみが出て、さらにリッチな気分を味わえるのでオススメです。
筆者もお風呂タイムには必ず入浴剤やアロマオイルを使っていて、基本的には花系の香りを選びますが、たまにグリーン系の香りで気分を変えていますよ。
必要な道具・アイテム
では、筆者おすすめの入浴剤やアロマオイルをご紹介します。
あなたがどのようなお風呂タイムを過ごしたいのか、ぜひイメージして選んでくださいね。
まずは、おすすめの入浴剤です。
きき湯「ファインヒートホットシトラス」
きき湯「ファインヒートホットシトラス」は、炭酸ガスがお湯にスッと溶け込む入浴剤で、肩や首、腰の疲れを和らげてくれます。
内容量 | 400g |
香り | シトラス |
バブ「ナイトアロマ」
バブ「ナイトアロマ」には4つの香りがあり、それぞれにリラクゼーション効果が感じられます。筆者のおすすめは、ロマンティックジャスミンの香りです。
内容量 | 1箱12錠 |
香り | ロマンティックジャスミン・スイートカモミール・ ローズハーモニー・ラベンダー |
クナイプバスミルク「コットンミルクの香り」
クナイプバスミルク「コットンミルクの香り」は、浴室を甘めの香りで満たせる入浴剤。
お湯をはる前に入浴剤を入れておけば、簡易的な泡風呂も楽しめますよ。
内容量 | 480g |
香り | コットンミルク |
次におすすめのアロマオイルをご紹介します。
生活の木「ブレンドバスオイル」
生活の木「ブレンドバスオイル」には5種類の香りがあるので、お好みで選んでも良いですし、小さいサイズを購入してさまざまに使ってみるものおすすめです。
さらに、保湿成分のある植物オイルが含まれているので、お肌の保湿にも効果的でしょう。
内容量 | 28ml |
香り | サウザンドペダル・シトラス・ ミスティジャングル・ラベンダー・ヒノキ |
SHIRO「バスオイル」
SHIRO「バスオイル」では、サボンとホワイトリリーの2つの香りが展開されています。
どちらも、くどくない程度に甘さがあり、さらに爽やかさも感じられる香りで落ち着きますよ。
内容量 | 200 ml |
香り | サボン・ホワイトリリー |
Jo Malone London(ジョーマローンロンドン)「バスオイル」
Jo Malone London(ジョーマローンロンドン)「バスオイル」は、高級感あふれる見た目と5種類に展開する上品な香りが特徴。
植物由来の保湿成分も含んでいるので、肌の乾燥が気になる方に特にオススメです。
内容量 | 30 ml |
香り | イングリッシュ ペアー&フリージア・レッドローズ・ ピオニー&ブラッシュスエード・ポメグラネートノアール・ ライムバジル&マンダリン |
お風呂でのリラックス方法2:アロマキャンドルを灯す
お風呂でできる2つ目のリラックス方法は「アロマキャンドルを灯す」です。
やり方
浴室や脱衣所の照明を消し、浴槽のふちやバスタブトレーなどにアロマキャンドルを置きましょう。
火の揺らぎには、「1/fのゆらぎ」と呼ばれる、人間が心地よいと感じる一定のリズムがあります。
焚き火を様子を流している動画を見ているだけでもリラックスできると聞いたことがある人も多いですよね。
この「1/fのゆらぎ」があるため、暗い空間でアロマキャンドルの火がゆらめくことで、落ち着くことができるのです。
メリット
お風呂でアロマキャンドルを灯すメリットは、キャンドル1つで、落ち着きのある空間にガラリと変わることです。
アロマキャンドルを灯せば、どんな浴室でもリラクゼーション空間に早変わりすることでしょう。
「お風呂で火がゆらめいている空間になる」というだけで、毎日の疲れが和らいだり、じっくりと考え事ができる時間になったりするのです。
注意点
お風呂でアロマキャンドルを使うときは「火を使っている」ということを忘れてはなりません。そのため、置き場所や換気に気をつけましょう。
たとえば、タオルやスポンジと近い場所に置いてしまうと、火が燃え移る可能性があります。
周りに燃えるものがないかどうか確認しつつ、置き場所には浴槽のふちやバスタブトレーに置くことをオススメします。
また、火を使うということは、つまり浴室の酸素を使うということ。
酸素が少なくなって不完全燃焼が生じてしまうと、一酸化炭素中毒を起こす可能性があります。
そうなっては大変危険ですから、窓を開けて換気したり、換気扇を回したりするようにしましょう。
さらに、溶けたロウを排水溝に流すと掃除が面倒になります。ロウは火を消せば固まるので、流したり取り除いたりしなくて良いですよ。
オススメの人
以下に当てはまる人は、ぜひお風呂でアロマキャンドルを使ってみて下さい。
- 毎日何かにイライラし続けている
- 緊張状態が続いている
- じっくりと考え事をする時間を作りたい
アロマキャンドルの火には、先ほども触れたとおり「1/fのゆらぎ」があります。
この「1/fのゆらぎ」を感じることで、人はリラックスして落ち着けるので、日々のイライラや緊張状態が緩和されやすくなるのです。
また、時間をかけて考えたいことがある方にもオススメ。
落ち着いた空間なら、いわば瞑想のような状態になれますから、悩みや困りごとと向き合って、じっくりと考え事ができるでしょう。
実は筆者は、考え事をするとネガティブなループにはまることが多くあります。
ですがアロマキャンドルを灯して考え事をすることで、頭がスッキリしている感覚になり、ポジティブな捉え方や建設的な考え方ができました。
ですので、「考え事をすると負のループに陥ってしまう……」という方に、ぜひアロマキャンドルをオススメします。
必要な道具・アイテム
お風呂でアロマキャンドルを使うときは以下を用意しましょう。
- アロマキャンドル
- キャンドルを入れるガラス容器
- キャンドルを置ける場所
容器に入っていないキャンドルの場合は、別途キャンドルホルダーが必要です。
しかし、市販のキャンドルの多くは、ガラス容器に入った状態で販売されているので安心してくださいね。
また、物ではありませんが、キャンドルを置ける場所の確保も必要。
不安定な場所に置くと、キャンドル容器が壊れたり可燃性の物に火が移ったりする可能性がありますよ。
また、今日では火を使わない電気式のアロマキャンドルも販売されています。
本物の火よりリラックス効果が下がる場合もありますが、取り扱いに不安があるなら、電気式のものを選ぶと良いでしょう。
以下、筆者おすすめのアロマキャンドルや、キャンドルを使用するときに便利なグッズを紹介しますので、ぜひ参考にして選んでくださいね。
お風呂でのリラックス方法3:照明を暗くする
お風呂でできる3つ目のリラックス方法は「照明を暗くする」。筆者の最近のお気に入りです。
浴室や脱衣所、洗面所の照明を消したり、明るさを落としたりしましょう。
やり方
やり方は簡単で、浴室に入ってくる照明の明るさを抑えるだけ。
浴室や脱衣所、洗面所のなかで、白色の照明はできるだけ消して、暖色の照明だけつけるようにしましょう。
筆者の場合、浴室は白色の照明なので消しています。そして脱衣所と洗面所には白色と暖色の照明があるので、鏡面についている暖色の照明だけつけていますよ。
あるいは、浴室の窓から月明かりが入ってくるのであれば、すべての照明を消してしまっても良いでしょう。
メリット
照明を暗くするメリットは、特別なアイテムを使うことなくリラックス状態を作れることです。
部屋の照明を備え付けの電気から間接照明にすると、落ち着いた空間になりますよね。この状態と同様です。
また、自然な眠りを誘うメラトニンというホルモンは、明るいところほど分泌量が低下すると言われています。
(参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-062.html)
真っ暗にする必要まではありませんが、照明の明るさを落とすことで、リラックスした状態を作れるのです。
注意点
照明を暗くする注意点は以下の2つです。
- 「暗すぎる」空間にしない
- スマホを持ち込まない
浴室は、照明がついていても不安定な場所。まったく光のない状態にしてしまうと、転んで怪我をしてしまう可能性もありますよ。
また、先ほどお伝えした通り、照明の明るさを落とすと睡眠への導入がしやすくなります。
そのため、居眠りには注意してください。入浴しながらウトウトしてきたら、お風呂からあがることをオススメします。
そして、浴室にスマホを持ち込まないようにしましょう。
暗い空間では、スマホの光は日頃より明るく感じやすい状態になります。
リラックス状態が阻害されますから、持ち込まず、ゆったり自分と向き合う時間にしてくださいね。
オススメの人
浴室まわりの照明を落とす方法は、以下の人にオススメです。
- 日中パソコンを長く見る仕事をしている
- 寝つきが悪い
- 光の刺激に弱い
照明を暗くすると、入ってくる光の量が低減し、目や脳の疲れが癒やされていきます。
パソコン仕事をしていて、「目の疲れが取れにくい」と感じているなら、ぜひ入浴時に照明を落としてみてください。
加えて、お湯に浸かって温まることで副交感神経が活性化されますから、「最近寝つきが悪いな」という方にもオススメです。
また、日頃「光の刺激に弱い、なんだかいつもまぶしい」と感じている方も、入浴時は照明を落としましょう。
一般的な明るさでもストレスがある状態なのですから、入浴時くらいは、あなた好みの明るさで過ごしてくださいね。
必要な道具・アイテム
照明を落として入浴する方法に、特別な道具やアイテムは必要ありません。
しかし、バスピローがあると、さらにリラックスできますよ。
照明を落とすと、リラックスして、つい長風呂してしまいそうですよね。しかし長風呂すると、首が痛くなってくることはありませんか?
そのような方は、ぜひバスピローを使ってみてください。首の痛みを抑えられますよ。
筆者は以前、バスピローを使わずに1時間ほど浸かっていて、お風呂から上がったときには首や肩が痛くなっていました。
しかしバスピローを使うようになってからは痛みが軽減しましたし、体も伸ばせてさらにリラックスできるようになりましたよ。
お風呂でのリラックス方法4:音楽を聴く
お風呂でできる4つ目のリラックス方法は「音楽を聴く」です。
やり方
お気に入りの音楽はもちろん、ヒーリングミュージックといったリラックス用の音楽を聴きましょう。
お湯に浸かりながら、さらなるリラックス効果を期待できます。
YouTubeや音楽サイト・アプリで「ヒーリングミージック」と検索すると、さまざまな音楽がヒットしますよ。
また、音楽に限らず、あなたが「落ち着くな」と感じる音を聴いてみてください。
たとえば、リラックス効果が期待できる「ASMR」。特に木やコルクをコツコツ叩く音は、睡眠導入として人気があるジャンルです。あるいは、囁き声での朗読も良いでしょう。
筆者がおすすめするのは、ヘッドスパのASMRです。お風呂に浸かりながらヘッドスパを受けている感覚になり、自然とまぶたが落ちてきますよ。
メリット
お風呂で音楽を聴くメリットは以下の3つです。
- 副交感神経が活発になってリラックス
- レミニセンス・バンプで心が明るくなる
- ストレス発散効果
まずイメージしやすいのは、副交感神経が活発になり、リラックス状態になれることでしょう。波の音やオルゴールといった音を聴けば、さらにリラックスを期待できます。
次に挙げられるのは「レミニセンス・バンプ」。音楽を聴くことで、その音楽と紐づけられた子供のころや青春時代の記憶が思い起こされて、気持ちが上向くことです。
3つ目はストレス発散効果。ストレスがたまり、お風呂に入って一人で好きな曲を熱唱したことはないでしょうか。
お風呂なら他の部屋より気にせずに歌えますし、エコーもかかって上手に歌えている気分になりますから、日々のストレス発散にうってつけでしょう。
注意点
お風呂で音楽を聴くときの注意点は以下の3つです。
- 防水でないスピーカーは落下しないようにする
- 寝落ちに気をつける
- 近所迷惑にならないようにする
音楽を聴くためのスマホやスピーカーに防水機能がない場合、誤って浴槽に落としてしまうと、故障する可能性があります。
ですが、落下を気にしていると落ち着けないですから、防水機能のあるスマホやスピーカーを選んだ方が良いでしょう。
また、音楽を聴きながらの寝落ちに注意しましょう。筆者は浴槽で寝落ちして、危うく溺れかけたことがあります。
また、音楽をかけて歌う場合、近所迷惑にならない程度にしましょう。
浴室の窓が空いていたり、浴室と隣人の部屋が接していたりすると、騒音トラブルに繋がる可能性がありますよ。
オススメの人
お風呂で音楽を聴くのがオススメなのは、以下に当てはまる人です。
- 音楽を聴くのが好き
- リラックスすることに集中したい
- 何も考えない時間を作りたい
ヒーリングミュージックに限らず、音楽自体を聴くのが好きな方は、この方法がオススメです。
浴室全体をリラックスできる曲や音で満たすだけで、スパにいるような気分にもなりますよ。
また、集中的なリラックスタイムを作りたい人、あるいは何も考えずにぼーっとしたい人にもおすすめ。
曲や音に集中することで、日々のストレスや考え事を一旦忘れることができるでしょう。
必要な道具・アイテム
お風呂で音楽を聴きたいなら、防水のスマホやスピーカーを用意しましょう。
スマホやスピーカーが水没しては困りますから、用意が難しければ、防水のスマホホルダーやジップロックを使うのがオススメです。
また、スピーカーならば、Bluetooth機能がついているものを選びましょう。
リビングに置いたスマホをスピーカーに接続して音楽を流す、ということです。
スマホをお風呂に持ち込むと、どうしても触ってしまいますよね。
暗いニュースが目に入ってきたり仕事の連絡を見たりして、深くリラックスできない場合がありますから、できればスマホは浴室に持ち込まないのがオススメ。
ですから、スマホはリビングに置いて、浴室では曲や音だけに集中するようにしましょう。
お風呂でのリラックス方法5:読書や動画視聴をする
お風呂でできる5つ目のリラックス方法は「読書や動画視聴をする」です。
やり方
お気に入りの本やスマホ、タブレットなどを浴室に持ち込んでしまいましょう。
スマホやタブレットは濡れると故障する可能性がありますから、防水ホルダーやジップロックに入れて、濡れない状態にしてください。
動画視聴をするなら、防水のテレビやモニターを用いるのもオススメ。
専用のホルダーを使って浴室の壁に取り付けて映画を見れば、お風呂が映画館に早変わりしますよ。
メリット
お風呂で読書や動画視聴をするメリットは、リラックスしながら、好きなことを同時進行できるところでしょう。
たとえば、お風呂に30分、動画視聴に30分かかるとします。
すると合計1時間も使ってしまいますから、帰りが遅く朝が早い方は「もったいないからどちらかにしよう」と考えて我慢するのではないでしょうか。
お風呂に入りながら行えば、時間の短縮もできますし、リラックス状態になりながら楽しめますから、一層のストレス発散になるでしょう。
また、筆者が個人的にメリットだと感じているのは、就寝前のルーティーンを作れることです。
筆者の場合、「ドラマを観る→寝る」というルーティンができ、そのドラマを観始めると自然に眠くなるようになったのです。
もしあなたが筆者と同様に「夜眠れない」と悩んでいるなら、就寝前の「眠くなるトリガー作り」に、読書や動画視聴を取り入れてみてはいかがでしょうか。
注意点
お風呂で読書や動画視聴をするときの注意点は、以下の2つです。
- 水没しないようにする
- のぼせに気をつける
せっかくのリラックスタイムが台無しになりますから、水没に気をつけたり、防水の工夫をしたりする必要がありますよ。
本やスマホ、タブレットなどは、もちろん濡れてしまってはなりません。
そして、読書や動画視聴につい夢中になると、入浴時間が長くなりがちです。
気づけば30分1時間と入浴し続けてしまうこともありますから、のぼせないようにしましょう。
数分おきに浴槽から出たり水を飲んだりすると、のぼせにくくなるのでオススメです。
オススメの人
日頃から読書や動画視聴が好きな人は、ぜひお風呂でも楽しんでみてください。
ソファやベッドで楽しむのとは別のリラックスができますよ。
また、「何か勉強を始めたい」という人にもオススメ。
お風呂に入る数十分を勉強時間に回せば、毎日忙しいあなたもコツコツ勉強し続けられます。
さらに、リラックスして集中力が高まった状態で勉強できるので、学びの効果も高まるでしょう。
読書ならば1日1章、動画ならば1日1本のように決めれば、コンスタントに学習を進められるのでオススメです。
必要な道具・アイテム
お風呂で読書や動画視聴するとき、特別に必要なものはありませんが、以下のものがあるとより快適に過ごせますよ。
- バスタブトレー
- バスブックスタンド
先ほども触れた通り、本やスマホ、タブレットが濡れてしまう心配があるでしょう。
そのような方は、浴槽にトレーやスタンドを置けば、心配が減ってリラックスできますよ。
さらに、本やスマホなどを持ち続ける疲れも軽減できます。
また、飲み物やおやつを置くスペースにもなりますから、よりお風呂時間を楽しめるでしょう。
お風呂でのリラックス方法6:ヘッドマッサージをする
お風呂でできる6つ目のリラックス方法は「ヘッドマッサージをする」です。
やり方
湯船に浸かりながら、頭皮をゆっくりと揉みほぐしましょう。
ツボの的確な理解までは必要ありません。指の腹で、あなたが「気持ちいい」と感じる場所を押したり揉んだりしてください。
毎日少しずつでもほぐすことで、日々の仕事やストレスで凝り固まった頭皮が柔らかくなっていきます。
より高い効果を狙うなら、YouTubeで「ヘッドマッサージ やり方」と調べて、その動画を観ながら行うと良いでしょう。
メリット
ヘッドマッサージには、以下のようなメリットがあります。
- 目の疲れの緩和
- 血行促進
- 薄毛や抜け毛の緩和
- 肌のターンオーバーの促進
- リフトアップ
頭皮の固さは、目のまわりの筋肉や肩こりが一因。パソコン仕事をしている方は特に、頭皮がガチガチに固まっているでしょう。
頭皮が固まっていると、顔全体の筋肉が働きにくくなり、肌のハリが失われたり血行が悪くなったりします。
その結果、顔のたるみやシワにとどまらず、髪にも影響が出てくるのです。
お風呂で体を温めながらヘッドマッサージを行えば、さらなる血行促進が期待できますので、より効果的に頭皮のコリを解消できるでしょう。
注意点
お風呂でヘッドマッサージをするときは「やりすぎ」に注意しましょう。
温まりながら心地よくなっていきますから、ついつい長らくやってしまいそうですよね。しかしヘッドマッサージは、長時間、強くやれば良いというものではありません。
長時間行うと、髪の毛同士に摩擦が起こり、枝毛や切れ毛が生じる可能性があります。また、強くやりすぎると毛根が傷ついて、髪の毛が弱ったり抜けたりしてしまうのです。
さらに、爪を立てて行うと頭皮が傷つき、傷から炎症が起きる場合も。
お風呂でのヘッドマッサージは「1日5分程度」に抑え、爪を立てないよう気をつけて、力一杯行わないようにしましょう。
オススメの人
お風呂でのヘッドマッサージは、以下に当てはまる人にオススメです。
- リフトアップしたい
- 髪の毛の質を高めたい
- 目の疲れや肩こりに困っている
先ほども触れた通り、ヘッドマッサージは、血行促進やリフトアップ、髪の状態の向上に効果的です。
ですから、リフトアップしたい方や髪の細さ・抜け毛に困っている方にオススメ。
また、特にパソコン仕事をしている方は、慢性的な目の疲れや肩こりに困っていることでしょう。
筆者も、長時間パソコンとにらめっこする仕事をしていて、日々目や肩に疲れを感じています。
しかしお風呂時間にヘッドマッサージを取り入れると、お風呂上がりに目や肩がスッキリと軽くなり、翌日に疲れをひっぱらなくなりました。
ですから、特にパソコン仕事をしている方は、今日のお風呂時間からヘッドマッサージを始めてみてくださいね。
必要な道具・アイテム
お風呂でヘッドマッサージを行う場合、特別に必要なものはありません。
しかし、「自分の手でやるのは面倒くさいな」と感じる方もいるでしょう。より手軽に、より効果的なヘッドマッサージができると嬉しいですよね。
そのようなあなたにオススメしたいのが、頭皮ブラシや頭皮マッサージャーです。
頭皮ブラシや頭皮マッサージャーを使えば、手や指の疲れを感じることなく、より効果的にマッサージできます。
参考までに筆者が愛用している頭皮ブラシや頭皮マッサージャーを紹介しますが、電動でも防水機能がついているものがありますから、「手軽にヘッドマッサージの効果を感じてみたい」という方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
お風呂でのリラックス方法7:簡易サウナを作る
お風呂でできる7つ目のリラックス方法は「簡易サウナを作る」です。
やり方
「サウナを作る」と聞くと大変そうですが、難しいことはありません。
サウナに近い環境を作ったり、サウナ効果を期待できるアイテムを使用するだけです。
自宅のお風呂で、簡易的にサウナ効果を得る方法は以下の通りです。
- 換気扇のスイッチをOFFにして浴槽に湯を張る
- 浴室の壁に熱いシャワーの湯を当てる
- 水分を補給する
- 髪と体を洗う
- 足湯をする
- 半身浴をする
- 洗い場で休憩する
- 湯を足し全身浴をする
- 洗い場で休憩する
- 冷水シャワーを浴びる
- 水分を補給する
参照:https://www.bathlier.com/media/sauna/ouchisauna/
まずは浴室をサウナ状態にします。そして、脱水症状を防ぐために、しっかりと水分補給をしておきましょう。
あとは、「足→半身」と徐々に体を温めて、最後に冷水を浴びます。
冷水を浴びるときは、ぬるま湯から始めて、徐々に冷たいシャワーに慣れていってください。
サウナ効果を期待できるアイテムは、後ほど詳しくご紹介しますね。
メリット
お風呂で簡易サウナを作るメリットは、もちろん手軽にサウナ効果を得られることでしょう。
今日人気が高まっているサウナ。自律神経の働きの向上や美容効果が期待されています。
自宅でいわゆる「ととのう」状態を作れれば、悩みや不安に向き合い、建設的な解決策を考える機会になるでしょう。
筆者は、小さな悩みでも深く考えがちなので、お風呂サウナを始めてみました。
簡易的な「ととのう」状態を作ったところ、頭がスッキリとした状態で悩みと向き合うことができたのです。
本格的なサウナには劣るかもしれませんが、自宅で手軽に「ととのう」ができますから、ぜひ一度試してみてくださいね。
注意点
お風呂で簡易サウナを楽しむときは、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
サウナ環境では驚くほど汗が出ます。体から水分が失われますから、水分補給を怠ると脱水症状になりかねません。
一般的に1回の入浴で「500ml」の補給が必要とされていますから、500mlのペットボトル水をこまめに分けて飲みましょう。
また、水分補給は、入浴前・入浴中・入浴後に行うようにしてくださいね。
持病がある方は、事前に必ず医師に相談しましょう。サウナ効果である血行の促進がリスクとなる場合がありますよ。
オススメの人
お風呂での簡易サウナは、以下のような人にオススメです。
- サウナに行ってみたいけど勇気が出ない・面倒
- 自宅で簡単にサウナ効果を得たい
「サウナが流行っていて体に良さそう」と思っていても、実際にサウナへ行くのには、勇気が出なかったり面倒だったりするでしょう。
筆者も、サウナをオススメされてから初めて行くまでに3ヶ月ほどかかりました。
また、サウナが自宅から遠く、通いにくい方もいますよね。
このような方は、まず自宅で始めてみて良いでしょう。
必要な道具・アイテム
お風呂で簡易サウナを始めるなら、ぜひ以下の物をそろえて、よりサウナ効果を高めてくださいね。
- サウナポンチョ
- サウナ傘
- 入浴剤
ただ湯に浸かるだけでも良いですが、サウナスーツやサウナポンチョを使えば、よりたくさん汗をかけます。
汗をかくことはデトックスにも繋がりますから、「いっぱい汗をかきたい!」という方なら、サウナスーツやサウナポンチョはマストです。
また、よりサウナ効果を高めるために、発汗作用のある入浴剤を使用しましょう。
時間が無い方はシャワーでもリラックス効果アリ!
ここまでで、自宅でリラックスできる方法を7つご紹介しました。
しかし中には「風呂にゆっくり浸かる時間なんてない!でもリラックスしたい!」という方もいるでしょう。
そのような方にオススメしたいのが「SHIN-ON(シンオン)」です。
SHIN-ONは、短時間のシャワーでもポカポカに温まれる、U字型の画期的なシャワー。
簡単な取り付けで、毎日のシャワーがリラックスタイムに早変わりしますよ。
SHIN-ONについて、以下の記事で詳しくご紹介していますので、「シャワーの時間だけでしっかりリラックスしたい!」という方はぜひチェックしてくださいね。
まとめ:自宅のお風呂で簡単・手軽なリラックス空間を!
この記事では、自宅のお風呂でリラックスできる方法を7つご紹介しました。
サウナや温泉に行けば、疲れやストレスを発散できそうなイメージがありますが、毎日となると簡単に行けないのが現実。
しかし工夫次第で、自宅のお風呂でもリラックスできる空間は作れます。
日々の疲れやストレスは溜め込みたくないもの。ぜひ今日から、今回ご紹介した方法を試してくださいね。
- 入浴剤やアロマオイルを入れる
- アロマキャンドルを灯す
- 照明を暗くする
- 音楽を聴く
- 読書や動画視聴をする
- ヘッドマッサージをする
- 簡易サウナを作る